ノイキャンと防滴性能を加えた完全ワイヤレスイヤフォン、ソニーが発売 スポーツにも
ソニーが左右のハウジングが独立した“完全ワイヤレス型”イヤフォンの新製品「WF-SP700N」を4月下旬に発売する。ノイズキャンセリング機能とIPX4相当の防滴性能を合わせ持つ初のモデルだ。
ソニーは4月10日、左右のハウジングが独立した“完全ワイヤレス型”イヤフォンの新製品「WF-SP700N」を発表した。ノイズキャンセリング機能とIPX4(あらゆる方向からの飛沫に対して本体性能を保護)相当の防滴性能を合わせ持つ初のモデル。スポーツによる汗や突然の雨も気にせずに利用できるという。4月28日に発売予定で、価格はオープン。店頭では2万3000円前後(税別)になる見込みだ。
1月の「CES 2018」で披露したソニーの完全ワイヤレスイヤフォン第2弾。騒音と逆位相の音波を作り出し、打ち消すアクティブタイプのデジタルノイズキャンセリング機能を搭載。外部ノイズを取り込むマイクを水滴から保護するため、カバーとなるメッシュ素材を厳選したという。
マイクを利用して外の音を取り込む「アンビエント」モードにも対応。周囲の音をそのまま取り込む「ノーマルモード」と人の声を聞き取りやすくする「ボイスモード」がある。外の音が聞こえることで周囲の状況を把握しながら音楽を聞ける他、「周囲の音に音楽が溶け込み、BGM感覚でも楽しめる」(ソニー)という。イヤフォンの左側に設けられた「ノイズキャンセリングボタン」を2度押しすると、あらかじめ設定したノイズキャンセリングモードとサウンモード、イコライザー設定を呼び出せる「クイックサウンドセッティング機能」も新しい。
ドライバーは6ミリ径のダイナミック型で、再生周波数帯域は50〜8000Hz。Bluetooth接続時のコーデックはSBCおよびAACのみで、LDACやapt-Xには対応していない。
内蔵バッテリーは約3時間の音楽再生が可能。付属の充電ケースでもイヤフォン本体を2回分充電できるため、合計再生時間は約9時間となる。
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