iアプリで見るF503i&P503i

【国内記事】 2001年1月18日 更新

P503iとF503i

 503iではJavaが利用できることで,コンテンツサービスの可能性が大きく広がった。サーバと通信することなくミニゲームを楽しめるのはもちろん,自動的にサーバに接続し情報を更新するアプリケーションも可能になる(詳細は公式iアプリリスト参照)。

 「P503i」と「F503i」2種類の端末が登場したわけだが,どちらが便利にiアプリを利用できるのだろう? iアプリ機能に限定して,2端末の違いを見てみよう。

メモリ──iアプリ保存数

 iアプリは,サーバからダウンロードできる本数が端末によって決まっている。メモリがいっぱいになってしまったら,いらないiアプリを消去しなくては新しくダウンロードできない。

 F503iは,最大50本のiアプリが保存できる。対するP503iは7本。単純に考えれば,F503iのほうが魅力的だが,この50本という数字は“合計メモリ容量を超さない限り”という制限付きだ。どんな場合でも最大サイズのiアプリを50本保存できるというわけではない。

 ただし,F503iのメモリのほうが余裕があるのは確かなようだ。iアプリが実行されるときに,データキャッシュなどとして利用できるヒープ領域も,P503iに比べて大きい。これを活用して,サーバから多めに先読みしたデータを送信することで,iアプリのレスポンスを向上させることが可能なようだ。

CPU──iアプリ実行速度

 iアプリの実行速度は,搭載しているCPUで決まってくる。発表時,実機でiアプリを動かしたところ,体感的にはP503iのほうが微妙にレスポンスが良く感じた。

 もっとも,これはスティック型のポインタを持つP503iと,各方向に独立したキーを持つF503iのデバイスの違いもあるので,一概には言えない。

 実機を入手でき次第,当サイトでは(おそらく)史上初の携帯電話ベンチマークを実行する予定だ。

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[斎藤健二,ITmedia]

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