使い終わったらゴミ箱へ──ぺらぺら使い捨て携帯電話

どんどん高性能,高価格になっていく端末もいいが,汚れるのも壊れるのも気にならない,使い捨ての携帯電話はいかが?

【国内記事】 2001年2月22日更新

 「MP3再生機能搭載」「世界最軽量」……高価だがとっても魅力的な携帯電話への物欲を押さえるのに必死になっている今日この頃。米国のサイトでとんでもない携帯電話を発見した。最軽量どころではない,この携帯電話はペラペラなのだ。しかも「使い捨て携帯電話」と書いてある。

 写真を見て欲しい。米DIECELANDの「phone-card-phone」は,同社のSTT(Super Thin Techonology)によって作られているクレジットカードほどの大きさの携帯電話だ。おもちゃの電話よりも本格さに欠けるものの,イヤホンマイクを接続すればきちんと通話をすることができるという。

 このぺらぺら携帯電話を発明した米国在住のRandice-Lisa Altschul氏は,おもちゃ業界・ゲーム業界を通じてこの製品を思いついたらしい。そして1999年11月,この使い捨て携帯電話に関する20の技術の特許を取得し,米ニューヨーク・タイムズやCBS,ロイター,CNNなどで大きく報道されたことで話題となった。

 この報道によって,第一次の資金を調達したAltschul氏は,今後phone-car-phoneを製品化するためにIPO(新規株式公開)を目指すつもりらしい。なお,同じSTT技術を使ったぺらぺらのノートパソコン「PAPER LAP TOP」も開発中だ。なんと教科書程度の価格で買えるらしい。とすると使い捨て携帯電話はいくらで? 残念ながらWebページに金額明記されていなかった。

使い捨ての携帯電話は何をもたらす?

 こういう衝撃的な製品と出会っても悲観的なことを考えるのは日本人の悪い癖だ。日本でもNTTドコモの「ぷりコール」や「プリティサービス」などが販売されていたが,匿名性が高く悪用されるなどの問題があったことを思い出してしまった。

 しかし,個人認証が可能なUIMカードが普及すれば,この使い捨て携帯は「本体機能&インタフェース」として利用できる。高機能な携帯電話本体を大枚はたいて買うのも魅力的だが,“使い捨て携帯電話”で故障や交換を気にしなくてもよくなるのはありがたい限りだ。

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[増田(Maskin)真樹,ITmedia]

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