ムービーで見るJ-フォンの3D技術

ついに携帯電話でも「ガンダム」。その動きを，動画でチェック！

【国内記事】

2001年3月15日更新

  動画：33秒
  低ビットレート版（1.2Mバイト）
  高ビットレート版（8.1Mバイト）
（C)創通エージェンシー・サンライズ

　J-フォンが発表した3Dポリゴン動画再生技術は，携帯電話が新時代に入るのを予感させるものだ。MPEG-4などの動画の再生は，ずいぶん以前から携帯電話への搭載が予想されていたが，3Dグラフィックを動かすというのは，まさに“初耳”だ。

　今回のデモンストレーションでは一体のキャラクターが動くだけだが，「複数のキャラクターを動かすことも可能」（バンダイネットワークス）だという。

　プレイヤーのキー操作に併せてキャラクターを動かすことも可能だ。また，音楽と同期して動かすこともでき，“ビームライフルを撃つとともに，ドキューンという音が流れる”ことも，仕様上可能になっている。ガンダムの手足を，携帯電話で自由に動かすことだってできる。

　この3D再生エンジンの動作には，「10MHz程度のCPUが必要」とのこと。現在の携帯電話には「20M〜30MHz程度のCPUが搭載されている」とのことなので，特に高速なCPUが必要になるというわけでもない。

　現在では，キャラクターが動作する程度だが，Javaを使って操作できることから，今後の可能性に期待が膨らむ。

関連記事
J-フォン，携帯電話上で動く3Dポリゴン技術を発表──6月の新端末から

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

---