ACCESS,2.5-3G携帯電話向けの次世代ブラウザを発表

ACCESSは,CHTMLに加え,WMLならびにXHTMLに対応した「Compact NetFront Plus」を発表した。

【国内記事】 2001年3月19日更新

 ACCESSは3月19日,ブラウザフォン向けマイクロブラウザの新版として2.5-3G携帯電話を対象にした「Compact NetFront Plus」(CNF Plus)を発表した。iモードで使われている従来の「Compact HTML」に加え,WAP標準のコンテンツ記述言語である「WML」ならびに「XHTML Basic」をサポートしたのが特徴。アクセスでは,CNF Plusにより「欧米をはじめとする海外のワイヤレス市場に本格参入する」としている。

WMLコンテンツにダイレクトアクセス

 CNF Plusは,2000年2月に公開された最新版のWML Ver 1.3をネイティブでサポート。XHTML Basicは,「XHTML」のサブセット版で,WAP 2.0(WAP-NG)の標準言語として採用される見通し。2000年12月にW3C(World Wide Web Consortium)で勧告されている。

 さらに,CNF Plusを搭載した端末からは,TCP/IP経由でダイレクトにWMLコンテンツにアクセスすることが可能だ。WAPでは,コンテンツにアクセスするのに,専用のゲートウェイサーバを介してWMLデータをバイナリに変換しなければならないが,TCP/IPをサポートするCNF Plus端末に対しては,通信事業者はWAPとCHTML/XHTMLのコンテンツを通常のプロキシサーバで提供することができるようになる。これによって「WAPでもiモードのようにSSLトンネリングを利用することが可能だ。さらには,コスト削減にもつがなる」(ACCESS)という。

 また画像に関しては,CNFのGIF,アニメーションGIFに加え,1ビットで画像を生成する携帯電話向けの画像フォーマット「WBMP」(ワイヤレスビットマップ)を標準でサポートした。PNGとJPEGは引き続きオプションとなる。さらにCNF Plusは,ブラウザカーネル部分にプラグイン用のインタフェースを実装しており,MPEG-4ストリーミングにも対応することができるという。

 CNF Plusのメモリ容量は512Kバイトで,「CNFよりも1〜2割大きくなっている」(ACCESS)。なおアクセスでは,2001年第2四半期より携帯電話メーカー向けにCNF Plusのサンプル出荷を開始。同年第4四半期に製品版をリリースする。NEC,三菱電機や米Motorolaなどの携帯電話メーカーが2.5/3G携帯電話向けに採用する見込みだという。なお同社では,ドイツ・ハノーバーで3月22日(現地時間)に開幕する情報通信技術見本市の「CeBIT2001」においてCNF Plusのデモンストレーションを行う予定だ。

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[中村琢磨,ITmedia]

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