Motorola,携帯電話向け日本語文字入力ソフト開発

【国内記事】 2001年4月3日更新

 米Motorola Lexicus事業部は4月3日,携帯電話向けの日本語文字入力ソフト「iTAP」の日本語版を開発したと発表した。

 iTAPは予測変換技術を採用することで,少ないキー入力で文字が入力できるようになっている。たとえば「c」の文字を入力するには,普通「2」キーを3度押さなくてはならないが,iTAPでは1度のキー入力で済ませることができる。キー入力と予測辞書を組み合わせて,7-7-6と入力した場合,使用頻度などから「pro」と入力されたと判断し,さらに「protect」という単語まで推測する仕組みだ。

 語句の使用頻度を自動的に記録し,使い込むほど望む語が最初の選択肢に現れるようになるという。

 iTAPの日本語辞書は新しい語句の登録も可能で,約1000語のスラングも含まれている。

 iTAPは現在繁体字中国語,簡体中国語,英語など世界19カ国語に対応しており,米国のMotorola製端末の一部には既に実装されている。

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[ITmedia]

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