DDIポケット純増に転ず──11月事業者別契約者速報“データに特化”したDDIポケットの施策がようやく実を結びつつあるようだ。11月の契約者数はわずかながら純増となった。
電気通信事業者協会(TCA)は12月7日,ブラウザフォンサービス契約数を含めた携帯電話/PHSなどの2001年10月の契約数を発表した。それによると,この1カ月間で携帯電話契約数は47万1800増えて,6639万200。うち,iモードなどのブラウザフォンサービス契約は99万5800増えて4717万700となった。
契約者の増加傾向は先月と変わらず。相変わらずNTTドコモが優勢で,単月シェアでは68%。絶好調なのはJ-フォンで,単月シェア33%を獲得。auグループとの差はわずかに42万4500まで縮まった。2社で11月の純増数の101%を占めている。 auとツーカーは元気がない。ツーカーは5カ月連続マイナス。auは,2001年3月に26万人以上の純増を記録して以来,単月純増数は右肩下がり。11月は全国で1万6100増と,ドコモ北海道単体よりも少ないという結果になった。12月1日から投入された次世代サービス対応端末で,どこまで巻き返せるのかが期待される。
ブラウザフォンサービスでは,iモードが来月には3000万契約を超えそうだ。既に携帯電話契約数の70%以上がブラウザフォンとなっているが,80%程度までは伸びると予測されている。
DDIポケットが純増に転ずPHSは全体で1700の微減。大きな変化は,DDIポケットが16カ月ぶりに純増に転じたことだ。330万以上あった契約者が今や294万。この減少にストップがかかった。今後は,音声H"端末や128KbpsのAirH"端末などを積極的に投入していく。
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