ツーカー「TS11」のソフトに不具合。無償改修

ツーカーの携帯電話にもソフトウェアの不具合が発生した。今度は三洋電器製の「TS11」。ただし，ソフトウェアの書き換えは店頭で完了する。

【国内記事】

2001年12月18日更新

　ツーカーセルラー東京，ツーカーホン関西，ツーカーセルラー東海のツーカーグループ3社は12月18日，発売中の「TS11」（三洋電器製）のソフト不具合により，正常に発着信動作しない機種について，12月20日より無償改修を実施すると発表した。

　同製品は，特定地域において，一部のTS11で「圏外」が表示される可能性があるという。発生した地域は，北海道の札幌市，江別市，石狩市，岩見沢市，当別町，北広島市周辺地域。対象となるのは，これまで販売されたTS11すべて，9万2500台。

　この不具合について，ツーカー専売店などにてソフトの無償改修を実施する。改修は店頭で行われ「ソフトの書き換えに2分程度」（ツーカーセルラー東京）の時間で終了する。また，ソフト改修の間，ネットワーク側でもソフト不具合を抑える措置を暫定的に2002年3月末頃まで実施する予定。なお，同間，ユーザーは通常通り利用できる。

　なお，同機種ユーザーに対しては，メール (SkyMessage) と郵便物にて案内を実施する。また，12月11日より「TS11」の販売を一時停止していたが，ソフト改修分から販売を再開している。

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ツーカーセルラー東京 ニュースリリース
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[斎藤健二，ITmedia]

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