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【国内記事】 | 2001年12月29日更新 |
Pocket PC 2002の本体となるハードウェアの仕様が一部変更されている。ユーザーに直接関わってくる大きな変更点としては,CPUの統一化とフラッシュROMの採用が挙げられる。
Microsoftの方針で,すべてのPocket PC 2002搭載機のCPUはStrongARM系に統一される。大半のメーカーは,Intel StrongARM SA-1110/206MHzを採用するようだ。
実際,すでに発売されている東芝製GENIO e 550Xや日本hp製jornada 568は,このStrongARM SA-1110を搭載している。
これにより,CPUの系統ごとにプログラムを用意する必要がなくなり,ハードウェアのプラットフォームが統一化される。今後,ソフトウェア開発者にとってもユーザーにとっても互換性に悩まされる心配が無くなったことは歓迎すべき点だろう。
ただ,これまでStrongARM系以外のCPUを採用してきた一部デバイスメーカーにとっては,今後Pocket PC 2002が浸透してくことで,旧機種がレガシー化していくことは否めない。
OSおよび標準アプリケーションを格納するシステムROMは,フラッシュROMを採用することが義務付けられる。
これにより,PC用Windowsのように,ハードウェアの性能に不満さえなければ,ユーザーが必要に応じて常に最新バージョンのPocket PCにアップデートできる。
実際,フラッシュROMを採用している旧機種のコンパック コンピュータ製iPAQ Pocket PCや東芝製GENIO e 550などでは,Pocket PC 2002にアップグレードするための「Pocket PC 2002アップグレートキット」のサービスを提供開始しており,ユーザーは本体を買い替えることなく,実費程度で新しいバージョンのPcocket PCを入手できる(11月16日の記事参照,11月12日の記事参照)。
[佐野直樹,ITmedia]
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