東芝,FOMA端末を参考展示

「ほぼ確定スペック」と東芝が語るFOMA端末が参考展示された。頭の部分に回転するカメラが飛び出した,独特のデザインを持ったビジュアル端末だ。

【国内記事】 2002年1月30日更新

 東芝は1月30日,プライベートな技術展を開催,NTTドコモ向けのFOMA端末などを展示した。この技術展は,各地に散らばっていた技術者を一同に集める「開発・生産統括センター」の完成を記念して行われたもの。東芝・デジタルメディアネットワーク社,モバイルコミュニケーション社を中心に,約3000人の技術者が開発,設計にあたる。

東芝“FOMA”──お目見えは今秋

 展示されたFOMA端末は,ストレートタイプのビジュアル端末。市場投入は「秋くらいを予定している」(東芝)という。


「i」マークまで印字されたモックアップ。NEC製のN2002,松下製のP2101Vがアンテナ内蔵だったのに対し,通常のアンテナを搭載しているのも特徴

 テレビ電話などに使うカメラが,上部に飛び出した特徴的なデザインで,「デザインなどもほぼ確定スペック」(東芝)だという。

 「持って楽しいコンパクトな動画通信の携帯電話を目指して」というキャッチフレーズ通り,テレビ電話のほか,動画のダウンロード(iモーション)に対応。重量は「100グラムをターゲットとしている」(東芝)という。

 W-CDMAチップセットは自社製で,連続通話時間約2時間,テレビ電話通信時間約1時間を目指す。液晶は,自社製の1.8型の低温ポリシリコンTFTカラー液晶。回転するカメラはCMOSタイプで11万画素だ。電池にも自社製の「アドバーンストチリウムイオン電池」を採用する。

 テレビ電話やダウンロードした動画の再生に使うMPEG-4のエンコーダ/デコーダにも自社製のLSIを採用するなど,キーとなる部品に自社製品を使用している。


 W-CDMAチップセットは,「現在,エンジニアリングサンプル」(東芝チップセット説明員)という状況で,通信事業者に合わせた作り込みはこれからとなる。「現在の課題はソフトウェアの部分」(東芝)であり,秋の投入に向けて作り込みを進めている。

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[斎藤健二,ITmedia]

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