NECと松下,3G端末共同開発の成果を発表
NECと松下電器産業,松下通信工業は2月28日,2001年8月に発表した提携に基づく第3世代携帯電話端末の共同開発の成果を発表した。基本アーキテクチャ設計を完了,NECと松下の端末に採用する。アーキテクチャは他社にもライセンスし,業界標準として普及を図る狙いだ。 基本アーキテクチャは,W-CDMA方式による通信を司る伝送系機能と,アプリケーション機能を担当する2つの独立したブロックのCPUで構成する「2CPU方式」を採用。両CPU間のインタフェースも共同で定義した。両CPU向けのソフトを独立して開発できるため,ソフトの変更などが柔軟に行えるという。 細部の設計を進め,2002年度後半以降に投入する端末に採用する予定。専用LSIはNECと松下のほか,米Texas Instrumentsやロームなどが開発に協力する。
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