すべて折りたたみ＆背面液晶──CDMA2000 1x端末をチェック（3/3）

【国内記事】

2002年3月11日更新

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アルミニウムボディ──「A1012K」

　京セラ製の「A1012K」は，ボディにアルミウムを使用。折りたたみながら，最薄部20ミリを実現し，強度も備えている。

　モノクロの背面液晶は，胸ポケットに入れた状態でも見えるよう上部に斜めに設置。着信時はバックライトを3色7パターンから選択できる。メインディスプレイは2インチの反射型TFT液晶。6万5536色表示を可能とした。

　文字入力システムは「モバイルWnn V2」を採用。京セラのサイト「“K”」から，関西弁辞書，サッカー用辞書，四文字熟語辞書など各種入力予測用辞書をダウンロードして使うこともできる。着信メロディには40和音のチップを採用している。

　アドレス表示，着信時の発信者表示，リダイヤルおよび着信履歴表示では，24×24文字の拡大表示も選択できる。またメールアドレス，ドメインによるEメールの自動振り分けに対応している。

　主な仕様は以下の通り。

商品名	cdmaOne A1012K
連続通話時間	約140分
連続待受時間	約220時間
画面	6万5536色相当2インチTFT液晶/モノクロ背面液晶
画面ピクセル数	120×160/90×17ピクセル
データフォルダ容量	約800Kバイト（または250件）
Eメール送信BOX	約128Kバイト（または120件）
Eメール受信BOX	約256Kバイト（または250件）
サイズ（幅×高さ×厚み）	47×96×23ミリ
重さ	約93グラム
カラー	シルバー，ブルー，ライム
発売時期	4月1日より随時

こんなキレイなブルーや，イエローもラインアップされる。アルミニウムボディだけあって，これまでの機種とは全く異なる質感だ

ハートフルウィンドウ搭載──A1011ST

　鳥取三洋電機製の「A1011ST」は，従来のC1000シリーズの流れに当たる。ネットワークはCDMA2000 1xであり，PCなどと接続して高速データ通信が可能だが，GPSやJava，WAP2.0といった機能には対応していない。

　モノクロの背面液晶を備えるほか，かかってきた相手によって色を変える着信ランプも搭載する。ディスプレイはシャープの2インチGF液晶を採用。6万5536色表示が可能となっている。

　文字入力システムは「ATOK for au」。またメールアドレス別にEメールの自動振り分けも可能になっている。

　主な仕様は以下の通り。

商品名	cdmaOne A1011ST
連続通話時間	約150分
連続待受時間	約230時間
画面	6万5536色相当2インチGF液晶/モノクロ背面液晶
画面ピクセル数	128×160/72×32ピクセル
データフォルダ容量	約800Kバイト（または300件）
Eメール送信BOX	約57Kバイト（または100件）
Eメール受信BOX	約200Kバイト（または200件）
サイズ（幅×高さ×厚み）	45×93×24ミリ
重さ	約99グラム
カラー	ホワイト，ピンク
発売時期	4月1日より随時

高速データ通信用のUSBケーブル

　CDMA2000 1xの高速なデータ通信は，PCと接続してはじめて発揮されるといっていい。KDDIでは，東芝製のUSBケーブルを用意。Windows XP/2000/Me/98SE/98に対応しており，CDMA2000 1xの下り144Kbpsデータ通信のほか，従来の64Kbpsデータ通信や回線交換，FAX通信にも対応する。

　ケーブル長は70センチ，重さは約45グラム。ソフトはTAXソフト「信乃助2002 for cdmaOne」およびメモリ編集ソフト「携帯ほいほい for cdmaOne」が添付されている。価格はオープンプライス。

PCにUSBケーブルを接続して，144Kbpsでストリーミング動画を再生するデモ。64Kbpsの映像がなかなかスムーズに流れていた

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au（KDDI）

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[斎藤健二，ITmedia]

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