写真とムービーで見る,CLIE PEG-NRシリーズインプレッション
内部も一新されているNRシリーズ内部的な話をしておこう。 目立ったスペックとして,NRシリーズのCPUが取り上げられる。チップは従来からも使われている「Dragonball Super VZ」なのだが,動作クロックが「66MHz」と従来の2倍になっている。これによって「高解像度になり,Graffitiエリアがソフトウェアになったりして今まで以上の負荷がかかるようになったが,CPUが速くなったのでモタツキを感じることはない」(ソニー広報)とのことだ。 なお写真はないが,音楽再生に使うDSPがNRシリーズでは画像処理でも利用されており,JPEGの展開などで力を発揮しているとのこと。会場では十分に検証できなかったが,のちほどじっくりと調べてみたい。
66MHzになったDragonball VZ
ソフトウェアGraffiti。従来のGraffitiエリアを再現しているほか,文字の軌跡やステータスメニュー(最下段)といった機能も加わっている
アプリケーションを切り替えの様子
システムはPalm OS 4.1
縦長液晶は「ソフトウェアGraffiti+320×320ピクセル」として使ったり,「ソフトウェアGraffitiを消して320×480ピクセル」として使うこともできるのだが,後者として使うにはアプリケーションを特別に対応させる必要があり,標準ソフトでは「PhotoStand」のみが対応している 発表会場では,ボディがシースルーになっているプロトタイプの個体も展示されていた。液晶のあるフタ部には液晶パネルのみが,キーボードのある部分にマザーボードやバッテリーが組み込まれているようだ。
内部構造が分かるようになっていたプロトタイプボディ
Palmデバイスを構成する要素のほとんどはキーボード側のパネルに入っている
Bluetoothがメモリースティックスロットで! 通信アダプタは従来と非互換最後に周辺機器についてお話しよう。 まず,これまではシリアルポートに装着するアダプタとして提供されていたBluetoothが,メモリースティックスティックサイズになった。Bluetooth 1.1に準拠している。 Palmからリリース予定のBluetoothカードとの相互接続については「検証中」だそうだが,会場ではBluetoothカードに付属するチャット機能付きオセロとバイオSRとの無線HotSyncが動作している様子を見ることができた。
メモリースティック型Bluetoothカード
チャット機能付きのオセロが付属する
使用時は青LEDが点灯する。“Blue”toothだから青なのだという TシリーズでおなじみのCF型PHSカードを使うための通信アダプタもNRシリーズ用に再設計された。色は本体と合わせたシルバー。形は似ているのだが,Tシリーズの通信アダプタとは互換性がないとのこと。やはりバッテリー内蔵で駆動時間を長くできるのだが,約100グラムの重量は重さを感じさせた。
通信アダプタを装着したPEG-T600C(左)とPEG-NR70(右)
通信アダプタを装着したままクレードルに装着できるのは従来同様
ツメの場所などのせいで互換性はない
付属のポーチもひとまわり大きくなっていた
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