Javaアプリ事始め 第2回:
待ち受けアプリを作ろう(1/2)

J-フォンのパケット通信対応51シリーズでは,草の根の開発者でもJavaアプリの作成・公開が可能になっている。今回は,待ち受けアプリの作り方を紹介する(毎週金曜日公開)

【国内記事】 2002年3月15日更新

待ち受けアプリとは?

 Javaアプリにはいろいろな特長がありますが,一番独特なのが「待ち受けアプリ」です。待ち受けアプリとは,その名のとおりJavaアプリを待ち受け状態にして常に動作するようにできる機能のことです。

 待ち受けアプリ実行中に電話がかかってきた場合,その電話を受けると待ち受けアプリは一時停止しますが,通話が終わるとすかさず再開されます。メールが来た場合でも,メールを読み終わるとやはりまた再開されます。端末をしばらく放置しておくと自動的にスリープしますが,何かキーを押すと一瞬待ち受け画面に戻ったあとまた再開されます。

 待ち受けアプリ起動中に携帯電話内の設定などをしたい場合には,とりあえずアプリを,終話キーを押すなどして一時停止させて設定画面に進み,設定が終わって待ち受け画面に戻るとやはりまた再開されます。ユーザーから見ると,常に起動していることになります。

 このような待ち受けアプリの機能は,今のところJavaアプリのみの仕様で,他の携帯電話Javaプラットフォームでは同じことはできません。だからこそ待ち受けアプリを作ることで,Javaアプリらしさが十二分に発揮できます。

 待ち受けアプリの一連の動作は以下のようになります。


 端末を起動すると,通常の待ち受け画面が表示されます。数秒間何も入力しないと待ち受けアプリが起動します。この起動した状態を「Active」と呼びます。通常のJavaアプリが実行中のときと同じです。

 この状態で終話キーを押すとアプリは一時停止し,待ち受け画面に戻ります。この状態を「Paused通常待受」と呼びます。このとき一定時間キー入力がないとアプリは再開されます。

 一方何かキーを押すと引き続きPaused状態のままなので,メールを確認したり,Webを閲覧したりできます。この状態を「Paused Navive処理」と呼びます。操作を終えて待ち受け画面に戻ると「Paused通常待受」です。この3つの状態は,端末のJava設定で待受設定をOFFするまで続きます。

待ち受けアプリでできること

 待ち受けアプリの動作が理解できたところで,次に待ち受けアプリでは何ができるのか説明します。ただ常に起動しているだけでは面白くありませんから,いろいろな仕組みと組み合わせてみましょう。待ち受けアプリと組み合わせられる機能としては以下のものがあります。

電話着信イベントの取得
着信開始したことをアプリに通知。電話をかけた人の電話番号情報の取得が可能。
電話呼び出し停止イベントの取得
呼び出しが停止したことを通知。電話が切れた場合に通知。
メール着信イベントの取得
メール着信開始したことをアプリに通知。メール送信者のメールアドレスの取得可能。アドレス帳に登録してある人からの場合にはニックネームも取得可能。
アラームイベントの取得
アラームイベントをアプリに通知。

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