手のひらサイズのWindows XPマシン「バイオU」速攻＆徹底検証：
（4）各種ポート，通信機能，バッテリー

持ち歩きながら使うことを考えて開発されたバイオU。モバイル時に利用する際の，ポート類の使いやすさ，バッテリーの持ち，通信機能を検証した。

【国内記事】

2002年4月30日更新

バイオノートらしい各種搭載ポート

　バイオUには以下のようなポートが搭載されている。i.LINKやメモリースティックスロットを搭載しているあたりがバイオノートらしさを感じさせる。

もちろんi.LINKを使ってDV編集も可能

メモリースティックスロットはソニーのデジカメやPDA，音楽再生機器を持っている人には嬉しい

• バイオUのポートに関するスペック

ポート名	場所	備考
USB	背面	2個装備
i.LINK	背面	-
Ethernet	背面	100BASE-TX対応
バイオ関連製品専用DC OUT	背面	-
ディスプレイ出力	背面	要「PCGA-DA1S」
マイク入力	左側面	モノラルミニジャック
ヘッドホン出力	左側面	ステレオミニジャック
PCカードスロット	左側面	CardBus対応のType IIスロット
メモリースティックスロット	右側面	マジックゲート対応

　上の表の「場所」欄に「背面」と書いたポートは，背面のポートカバーの中にある。USBポートのように使用頻度の高いものは左右側面にあったほうが便利なのだが，バイオUはほかのノートPCより簡単に持ち上げたり動かしたりできるので，背面にポートが集まっていてもさほど不便ではなかった。

ポートカバーのフタは蝶番のように開閉する。しっかりと閉じ，ツメを引っかけるだけでスムーズに開けられるなど，作りはいい

　ポートの場所で問題になりそうなのはマイク入力とヘッドホン出力かもしれない。これらはマウスボタンの隣にあってアクセスしやすいのだが，本体を持った状態で使うときに左手で隠れてしまう格好になるのだ。実際には，先にマイクやヘッドホンをつなげた状態で持とうとすると自然とケーブルをよけて握ろうとするため，思ったよりは使いにくくならないのだが，マイクやヘッドホン側の端子形状によってはその限りでない可能性もある。

持ったときにちょうど左手で隠れてしまうマイクとヘッドホンポート

ヘッドホン側の端子が「I字型」の場合，それを避けて握るとよい

「L字型」の場合，ケーブルと一緒に本体を掴むと握りやすかった

ちなみに本体内蔵スピーカーはモノラルで音量は十分だが音質はイマイチ

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[濱田宏貴，ITmedia]

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