Mobile:NEWS 2002年6月7日 08:35 PM 更新

カタログには載っていない「P504i」情報(上)(1/3)

「P504i」の魅力はハードウェアだけではない。2回にわたってP504iの内蔵ソフトウェアをチェックしていこう。今回は、アドレス帳のほか、チャットメールなどの新機能が追加された“メール機能”を見ていく

 驚異的な薄さ、504iシリーズ最軽量、ワンタッチオープン機能とハードウェア的な魅力が目立つ「P504i」(6月5日の記事参照)。しかし単なる通話の道具から、今やもっとも手近なコミニュケーションツールに変わりつつある携帯電話では、ユーザーインタフェースやソフトウェアの出来映えも無視できない。

変わらぬ「P501i」以来の伝統の操作性

 P504iに触った瞬間に感じるのは、よくも悪くもこれはまさしく「P」という事だ。頑なにiモードボタンを用意せず、決定キーも兼ねる4方向キー(本機ではコマンドナビゲーションボタンと呼ぶ)だけで多くの操作をこなすメニュー操作体系を取る。

 この操作体系は一見、キー操作が多いように見える。しかし4方向キーだけを操作すればいいので、変に多くの専用キーを準備するよりは指の移動が少なくて済み、手早く操作できる。またメニュー番号によるダイレクトなメニューの呼び出しが可能な点も、“P”らしい部分だろう。

 メニュー体系も大きく変更されていない。従ってP50xシリーズやP211iユーザーには違和感なく利用できる。半面、松下製端末が初めての人には違和感のあるメニュー体系/操作性ともいえるだろう。もっともメールキーが装備され、従来のP50xシリーズよりは一般的な操作性になった。

 流れとしては「P503iS」の後継となるが、ユーザーインタフェース、ソフトウェアは「P211i」ベースと見ていいだろう。P211iの基本ソフトウェアをリファインし、iアプリ実行環境を付加した感じだ。

P211iからボイス/マナーキーを削除したようなキーレイアウト。P50xシリーズとしては初めてメールキーを装備したが、相変わらずiモードキーを設けないあたりが“P”らしい。4方向キーの周囲に位置するソフトキーは、P503isの2つからP211iと同じ4つとなり、P211iではプライベートメメニューキーの呼び出しに利用されていたキーが、iアプリの切り換え(待ち受け/活性化、5月21日の記事参照)に変更されている。P503iSやP211iに存在したボイス/マナーキーは削除され、それぞれ「*」「0」キーに統合されている

お馴染みのアイコンメニュー。4方向キーだけで機能の選択を行える。標準の「メニューアイコンA」ではアイコンを選択するたびにアニメーションするが、描画速度も高速なので邪魔には感じない

派手な改良点はないが、着実に操作性が向上したアドレス帳

 ブラウザフォンの時代になっても重要な機能の1つがアドレス帳。「通話よりメールのほうが多い」という人でもメールアドレスの呼び出しには利用するからだ。本機では登録内容、操作体系共に変更されていないが、地道なところで検索性が向上している。

 電話帳検索の基本は電話帳ボタンを押し、読みがなを先頭から数文字任意に入力して検索するというベーシックな方式。あ行、か行といったタブ付きで7件ずつの一覧が表示され、上下キーで1件ずつ、左右キーでページ単位でフォーカスが移動する。

 これまで不満だったのは、タブ付きの一覧でありながらア行からカ行、サ行へといったフォーカスの移動ができなかったことだ。本機では、一覧表示中に「2」を押すとカ行の先頭、「3」を押すとサ行の先頭というようにかな入力に利用するキーに連動してタブ単位での移動が可能になった。

 電話帳に登録可能な内容は、1件につき名前24バイト、フリガナ10バイト、電話番号24桁×3、メールアドレス50バイト×3、グループ、ノート(メモ)50バイトとなる。項目数は多くないが、不足も感じない。ノートに住所を登録して簡易住所録にもできる。


(左)電話帳の検索画面。この状態で「2」を押せばカ行、「3」を押せばサ行一覧の先頭に一覧が切り換わる。左右キーのページスクロールと合わせて効率よい一覧表示が可能。(右)電話帳の登録画面。1件につき電話番号、Eメールアドレス共に最大3つずつ登録できる。画面外だがメモが最大50バイト登録可能。電話番号登録時にアイコンとしてiモードを選択すると、メールアドレスに自動的に「電話番号@docomo.ne,jp」が登録されるが、今となってはあまり役に立たない機能かもしれない


電話帳の一覧から選択を行うと詳細が表示される。最初の画面では1つ目の電話番号とメールアドレスしか表示されないが、左右キーで画面を切り換えて登録されたすべての電話番号やメールアドレス、メモも表示できる。2つ目以降に登録されたメールアドレスに対してメールを送信する場合、切り換えた画面から選択すればいい

[坪山博貴, ITmedia]

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