パーム 、16Mバイトメモリ内蔵のPalmデバイス「m515」を発売 パーム コンピューティングは、「m505」の後継となる16Mバイトメモリ内蔵の「m515」を発売する
パーム コンピューティングは7月25日、米国で発売されている「m515」(3月4日の記事参照)の日本語版を8月2日に発売すると発表した。価格はオープンプライスで、市場予想価格は3万4800円。
この市場予想価格は7月24日時点でのm505の実売と同じ価格。パーム コンピューティングでは「基本的にはm505とm515の併売は考えていないが、場合によっては店頭にある在庫と一緒に販売される可能性がある」としている。 m515は同社のカラーハイエンドモデルm505の後継機種という位置付けの製品。OSはPalm OS 4.1日本語版、CPUはDragonBall VZ/33MHzと、基本スペックはm505と同等だ。
左がm505、右がm515。概観やサイズ、重さはさほど変わらない m505からの主な変更点は、内蔵メモリが8Mバイトから16Mバイトになったこと、液晶が変更されフロントライトの光量が上がったことで液晶ディスプレイの明るさが増したこと、ソフトウェアアイコンの小型化でGrafittiが広くなったなど。またディスプレイの明るさは、3段階の調整が可能になった。
上がm505、下がm515。m515はシルクスクリーンエリアのアイコンが若干小さめになり、Grafittiエリアが広くなっている
左がm505、右がm515。一見した感じでは、m515のほうがやや明るくアイコンがくっきり見える気がするものの、すぐにその差がわかるほどではない SD/IO対応のSD/MultiMediaカードスロットを備え、外部ストレージとして利用でき、別売りのBluetoothカードを利用したワイヤレスによるデータ通信やHotSyncも行える点はm505から変更はない。 付属ソフトには、新たにジャストシステムの日本語変換システム「ATOK for Palm」がバンドルされた。 また、内蔵ソフトのバージョンは、「クロック」がv 1.1からv 1.2、「システム」がv 4.0からv 4.1、手書きメモがv 1.1からv 1.7と上がっている。パーム コンピューティングによれば、手書きメモはメニューバーから選択できる編集機能やオプション選択が増え、システムはOS自体の改善を始め、SDカード用インターフェースの速度、バックライトの明るさ、グラフィティエリアなどのユーザーインタフェースが強化されているという。 製品に付属するPalm Desktopは、Windows版がPalm Desktop 4.0.1 for Windows、Macintosh版がPalm Desktop2.6.3 for Macintosh。 ホストPC側の対応は Windowsが、Windows98、98SE、NT4.0、2000、Me、XP。MacintoshはMac OS 8.6〜9.X (Mac OS Xユーザーは、同社サイトからPalm Desktop 4.0 for Macをダウンロードする必要がある)。
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