携帯LCDがスピーカーになる「アコースティックパネル」を実用化 松下松下電子部品は、携帯電話のディスプレイ全体から音を出すフィルム状スピーカーユニット「アコースティックパネル」のサンプル出荷を8月から始める。
同社と松下電子産業が共同開発した透明スピーカー「サウンドウィンドウ」技術を活用(3月27日の記事参照。スピーカーと液晶保護パネルを兼ねた音響デバイスとして実用化した。PDA用にタッチパネル機能も持つ「アコースティックタッチパネル」も製品化した。
画面全体から音を放射できるため、映像と一致した自然で臨場感ある再生音を実現できるという。画面全体を受話用スピーカーとして利用でき、受話音が聞き取りやすくなるメリットもある。 スピーカー用に本体に穴を開ける必要もないため、防塵・防水対策面でも有効。取り付け位置による音響特性の差異も小さく、デザインの自由度も高くなるという。 2003年3月から量産対応する。タッチパネルなしが月産100万個、タッチパネルありが同50万個。 関連記事 松下、透明スピーカー「サウンドウィンドウ」を発表 関連リンク ニュースリリース [ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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