Mobile:NEWS 2002年8月20日 11:40 PM 更新

ACCESS、中国にソフト販売子会社を設立


 ACCESSは8月20日、中国での事業展開を目的として新会社「ACCESS China」と「ACCESS(Beijing)」(愛可信(北京)技術有限公司)を設立したと発表した。8月中旬に営業を開始する。

 同社が海外に子会社を設立するのは米国とドイツに続き3カ所目。中国は米国・欧州に次ぐ市場に成長すると期待されるため、同社は新会社を設立し、携帯やPDAなどノンPC向け組み込みWebブラウザなどの販売拡大を目指すとしている。

 新会社「ACCESS China」は、「ACCESS(Beijing)」の持ち株会社として英領ケイマン諸島に設立。資本金は63万米ドルで、ACCESSが95.24%、ACCESS取締役のPierre Suhandinata氏が4.76%を出資する。会長にはACCESS社長の荒川亨氏が就任する。

 ACCESS(Beijing)は、中国・北京市に設立。ACCESS Chinaが全額出資する。

 また同社は、ACCESS ChinaとACCESS(Beijing)が中国の通信事業者、中国聯合通信有限公司(China Unicom)と提携したと発表した。

 China Unicomは、同社が運営するCDMA1x方式ネットワークのマルチメディアメッセージングソフトにACCESS製品を採用する。

 またChina UnicomはACCESS Chinaと共同でソリューション開発を行っていくほか、ACCESSの情報家電向けWebブラウザ「NetFront」やMMS製品技術をベースにChina Unicom向け端末を製造するメーカーにモバイルIMAPソリューションを提供するとしている。

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