Mobile:NEWS 2002年9月25日 10:04 PM 更新

可動式アンテナの送受信能力は〜「AH-N401C」を試す(1/2)

取り外し可能な可動式アンテナを備えたAirH"128K対応のCFカード型端末「AH-N401C」。アンテナを付けた状態や取り外した状態での送受信能力を、ほかのデータ端末と比較した

 10月4日に発売予定のAirH"128K対応のCFカード型データ通信カード「AH-N401C」は取り外し可能な可動式アンテナが特徴。取り外した場合は本体内蔵のアンテナに切り替わる仕様だ。

 気になるのは可動式アンテナの効果、どの程度の電波送受信能力を確保しているか、可動アンテナの有無でどの程度送受信速度が変化するか、また同じCF型で内蔵アンテナのみの「AH-H401C」と比べてどの程度通信速度が異なるか、といった点だろう。

 ここではAirH"128Kbpsパケット対応のPCカード型の「AH-G10」、CF型の「AH-H401C」との比較を行ってみた。


左からNECインフロンティア製「AH-N401C」、本多エレクトロン製「AH-H401C」、「AH-G10」

可動アンテナ採用で気になる送受信能力をチェック

 検証場所として選んだのは筆者宅に近い国道沿いのファーストフード店。窓際に陣取り、PCの位置を固定して検証を行った。

 可動アンテナの効果を調べるため可動アンテナを90度立てた状態、可動アンテナをたたんだ状態、可動アンテナを外した状態の3つのパターンで試している。AH-G10のアンテナは90度立てた状態だ。

 まず基地局の捕捉状態をチェックしてみると、最も受信感度が高いのはAH-G10、続いてAH-H401、本製品となった。面白いのはアンテナをたたんだ状態より、外してしまった方が受信感度がよい点だ。「アンテナを立てないなら内蔵アンテナを使った方が感度がよい」ということになる。


左からAH-N401Cでアンテナを立てた状態、たたんだ状態、外した状態。外した方がたたんでいるよりも受信状態はよい。各データとも左は基地局ID、右が受信している電波強度を示す。数値が高いほど受信状態がよい


左がAH-G10、右がAH-H401C。可動式のしっかりしたアンテナを備えるAH-G10はさすがに受信状態がよい

 通信速度はISPを「PRIN」に統一し、通信速度計測サイトはoso氏の「SpeedTest」を利用した。AirH"の通信速度はムラが大きいので、速度計測5回を1セットとして本製品の3つのアンテナの状態、AH-H401C、AH-G10で繰り返し3セット行い、上位から5つの結果を採用した。


 結果は最も安定して高速なのがAH-G10、ばらつきは大きかったが本製品でアンテナを立てた状態も高速、安定度ではAH-H401Cといったところだ。最高受信速度に本製品はAH-G10に限りなく近い結果を出しており、可動アンテナの効果はしっかり現れている。

 本製品ではアンテナの状態による変化もはっきりと出た。やはり可動アンテナを立てた状態がもっとも高速で、次がアンテナを外した状態となる。可動アンテナは立てて使うのが前提であり、立てないなら外してしまった方が通信速度は高速になる。

[坪山博貴, ITmedia]

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