QVGA液晶の写メール端末「J-T08」、液晶が鏡になる「J-SA05」 J-フォンは、320×240ピクセル表示対応の写メール対応携帯電話「J-T08」および液晶ディスプレイが鏡に早変わりする「J-SA05」を発表した。11月下旬以降、順次発売する
J-フォンは10月29日、写メール対応携帯電話「J-T08」「J-SA05」を発表した。11月下旬以降、順次発売する。
東芝製「J-T08」は、320×240ピクセル(QVGA)/26万色表示の2.2型「スーパーファインポリシリコンTFT液晶」を搭載。PDAに匹敵するQVGA液晶ディスプレイの搭載は世界初(7月5日の記事参照)。最大306文字(18文字×17行)を表示可能だ。背面に1型のサブディスプレイ(6万5536色STN・80×60ピクセル)も備えた。
J-T08のカラーバリエーション(左からフロスティレッド、ムーンシルバー、パールピンク) カメラは31万画素CCD。暗い場所で自動的にオンになるオートフラッシュ機能を搭載したモバイルフラッシュも内蔵した。 従来外付けとして提供されていた“フラッシュ”とは異なり、連続点灯なども可能。VGAサイズの撮影が可能で、「J-SH09」同様市販のケーブルでデータをPCに転送できるという。 また最長約3分の動画の録画・再生が可能な「ハンディビデオ」機能を搭載。タイトルフレームをつけたり、カット・分割などの編集もできる。静止画として1コマをキャプチャして写メールとして送信する機能も。動画フォーマットにはMotion JPEGを採用した。「着信ビデオ」として着信時に動画をサブディスプレイにメモリダイヤルごとに再生できる「マイビデオコール」も設定可能だ。 漢字変換エンジン「Mobile Rupo」は入力予測変換に加え、前後の言葉の関係性から変換する「AI変換機能」を新たに搭載。またメールの相手別に最大5つの辞書に変換する新機能「パーソナル辞書」も備えた。相手によって異なる予測候補を表示してくれる。 「ワン切り」対策機能も搭載しており、メモリダイヤルに登録されていない番号からの着信があった場合、着信音を約3秒間鳴らさず、着信履歴に呼び出し時間やアイコンを表示させることができる。 主な仕様は以下の通り。
三洋電機製「J-SA05」は、1.8型120×144ピクセル表示のメイン液晶ディスプレイがワンタッチで鏡に変わる「ミラーディスプレイ」を備えた。「液晶が鏡のように反射するよう変わる機能」だという。背面には1型TFT「お知らせディスプレイ」を搭載し、マイコール機能に対応する。 6万5536色表示で72×72ピクセル。
J-SA05のカラーバリエーション(左からブライトシルバ− パウダ−ホワイト ディープネイビ−) カメラ部は有効10万画素CMOSセンサ。背面液晶を“自分撮り”用ファインダーとして使用することも可能だ。背面には小物が照らせる「キーライト」を搭載。ただし「着信用のランプを使うもので、カメラ撮影時のライトには使えない」(J-フォン)という。 日本語入力は「モバイルWnn V2」。予測変換と通常変換を簡単に切り替えられ、確定した文字列を未変換状態に戻せるアンドゥ機能などを備えている。 「J-SA04」と比べ、折りたたみ時の長さが約10ミリスリム化した。ワン切り対策機能も備えている。なお、Javaアプリには対応していない。 主な仕様は以下の通り。
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