Mobile：ドコモ、カメラ付き「504iS」と「251iS」を投入

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2002年11月8日　03:24 AM 更新

　NTTドコモは、2003年3月期中間決算説明会資料の中でPDCの新機種としてiショット対応の「504iSシリーズ」「251iSシリーズ」の投入を明らかにした。

　“iS”は“セカンド”を意味し、504iおよび251iの改良型となる。iモードサービスなどの抜本的な変更はないが、カメラの搭載が予定されている。中間決算説明会では、立川敬二社長が「年末から50xシリーズにカメラを内蔵させる考えのメーカーがあれば、それを受け入れる」とも話している。

　既に多くのメディアが、カメラ＋iアプリ機能を備えた504iSシリーズを掲載している。まずは松下電器製の「P504iS」、続いてNEC製の「N504iS」が登場するもよう（11月8日の記事参照）。

　当初はカメラ付きに否定的だったドコモだが、ここにきてカメラの効果を実感しているようだ。「静止画のカメラ端末で出遅れたのは事実だが、市場のデマンドの強さを再認識した」と立川氏。

　資料では、iモード端末全体では1日の平均使用パケット数が225パケットなのに対し、カメラ付きの251iシリーズでは430パケット、iアプリ対応の504iシリーズでは610パケットであったことが示されている。カメラに代表される新機能を搭載することで、さらにパケット利用を促進するのが狙いとなる。

2003年3月期中間決算説明会資料より

　資料では、FOMA新機種の機能についても触れられている。「映像メール」「大容量静止画メール」「iモーション拡張」などが予定されており、新端末の形状はスタンダードタイプとビジュアルタイプとなる。

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[斎藤健二, ITmedia]

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