「愛してる」は伝わるか〜非対応機にムービー写メールを送ってみる12月2日から、ムービー写メール対応機以外の端末にも簡易ムービーを送信できるようになった。いったいどのような見え方になるのだろうか
年末も押し迫ったこの時期、J-フォンのムービー写メールの送信が非対応端末にも対応した(11月28日の記事参照)。これまでJ-フォンのパケット対応端末やPC宛てにしか送れなかったものが、非パケット対応端末や、他キャリアにも送信できるようになった。 ときはもうすぐクリスマス。仕事で会えないガールフレンドには「あいしてる」というムービーの1つも送りたいところだ。 非パケット対応端末に送ったムービー写メールでも「あいしてる」が伝わるかどうかを試してみた。
送信先として試してみたのは、松下通信工業製のau端末「C3003P」、東芝製au端末「A5301T」、NEC製ドコモ端末「N504iS」、シャープ製J-フォン端末「J-SH09」の4機種。 社内のスタッフに「あいしてる」と言ってもらい、それをムービー写メールで録画。「@sha-mail」(9月17日の記事参照)サービスを利用して各端末に送信した。 受け取れるデータは「おおむね5Kバイト程度」(J-フォン)。ムービー写メールのデータが12Kバイト程度、写メールのデータが5Kバイト程度であることを考えても分かるとおり、画質はそれほど期待できない。 auとドコモの端末では、だいたい5コマぐらいのパラパラアニメで閲覧でき、表情の動きは把握できた。いずれも「あいしてる」といっているような気がする……少なくとも好意的なムービーを送ってくれていることは分かりそうだ。いずれのパラパラアニメも一回り大きく拡大することも可能だ。 ただし音声付きのデータではないため、メッセージを付け忘れると、「あいしてる」が「このやろう」に勘違いされかねないことには注意が必要(怒りすぎて笑っているように見えることは往々にしてある)。 auおよびドコモの端末に比べると、J-フォンの「J-SH08」のほうが、若干画像がきれいなようにも見受けられた。
画質や速度が完全とはいえないが、これまで送信先が限定されていたムービー写メールをほかの端末に送れるようになるのは大きい。auでも撮影したムービーを他機種へ送信できるようになる予定で(11月18日の記事参照)、ムービー送信の裾野は広がりそうだ。
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