この冬話題のiショット端末、カメラ機能のベストチョイスは?(2/3)
次に室内での撮影をしてみよう。 蛍光灯の下で飲み物の缶を並べて撮ってみた。
この場合のポイントは、「周りの白さに影響されて暗く写るのではないか」「きちんと白が白く出ているか」というあたりになる。 この場合はSH251iSが比較的良好。色もきちんと出ていて明るさも悪くない。N504iSは手前の缶がちょっとボケた(近すぎたらしい)のと四隅が目立って暗くなっているのが残念。 P504iSは、色がにごり気味で鮮やかさがない。 続いて、白熱灯での撮影。
このケースでは、「白熱灯の赤みをどう処理するか」だけがポイントなのだが、どれもそれなりに自動補正がかかって出来は悪くない感じだ。もう少し赤みが強い写真になるかと思っていたのでやや意外である。
さらに苛酷な条件を求めて、ろうそくのあかりだけで撮影してみた。 3機種とも、暗いところでの撮影はかなり意識していて、そのための機能を備えている。 SH251iSは「ろうそくのあかりが2本だけ」という状況でも、さほどノイズも増えず、なんとか撮れている。ホワイトバランスを無理に合わせているのか、ろうそく独特の赤みがないのは残念だがこれだけ撮れればかなりのものだ。 さらにSH251iSはピクチャーライトを装備している。これをを使うと味気ないほど明るく撮れる。薄暗いくらいではあまり効果がないが、ここまで暗くなると生きてくる。 N504iSは、ろうそくあかりの元では散々な出来。ある程度以上暗いところはつぶれて真っ暗になり、ノイズも浮いている。「暗闇撮影モード」をオンにするとワンランク明るくなるが、それでも無理に増感したような、縦方向のノイズがかなり気になる。ここはCMOSの欠点が出た感じだ。 P504iSは暗いところにかなり弱い。通常モードでは色が緑がかって少しおかしくなった上にノイズがやたら載り、「ナイトショットモード」を使うとモノクロ写真になってしまう。もうちょっとがんばってほしかったところだ。 [荻窪圭, ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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