Mobile:NEWS 2003年2月25日 03:43 PM 更新

ソニー、4色から選べる320万画素サイバーショット「DSC-P8」発表

ソニーは、有効320万画素、光学3倍ズームで実売5万円前後のサイバーショット「DSC-P8」を発表した。4色のカラーバリエーションが用意される

 ソニーマーケティングは、サイバーショットPシリーズの新モデル「DSC-P8」を発表した。価格はオープンプライスで、実売価格は5万円前後の見込み。ボディカラーはシャンパンホワイト、ボルドーレッド、オーシャンブルー、ブリリアントシルバーの4色がラインアップされる。3月21日に発売される。


「DSC-P8」のシャンパンホワイト

 沈胴式の光学3倍ズームレンズを採用、ボディサイズは108(幅)×51.5(高さ)×35.1(奥行き)ミリ、約172グラム。6色のボディカラーをラインアップした有効200万画素の「DSC-P2」(2002年5月8日の記事参照)に比べ、若干コンパクトになった。


「DSC-P8」のオーシャンブルー、ボルドーレッド、ブリリアントシルバー

 「DSC-P8」の特徴は、標準撮影で約200枚、100分撮影可能なバッテリーの持ちと、起動時間約2.5秒、シャッターラグ約0.4秒、撮影感覚約1.6秒の高速なレスポンス、音声付きVGAサイズのMPEGムービーVX撮影への対応。

 また、撮影機種の最大画像で撮影し、設定画像サイズに合わせて切り取って保存する仕組みの「スマートズーム」を採用。最大9.6倍までのズームが行える。

 ほかにも「夜景&人物」「夜景」「風景」「高速シャッター」「打ち上げ花火」「ビーチ」「スノー」の7種のシーンに最適な環境で撮影できる「シーンセレクション」、逆光での撮影時にストロボが自動的に発光する「オートデイライトシンクロ」、コマ送り再生が可能な「新マルチ16連写」、撮影時や再生時に露出を確認できる「ヒストグラム表示」などの機能が新たに搭載された。

 液晶ディスプレイには1.5型TFT液晶を採用。メモリースティックProにも対応している。


サイバーショットP8のシャンパンホワイトは、ボディの塗りがほかの3色より手がかかっているとソニー広報。金属部分がほかのカラーはシルバーだが、シャンパンホワイトはゴールド系の色が入っている。ボディのホワイトも塗料にパールが入っているため、角度によってゴールドに輝く白に見える


ボルドーレッドの背面と上部。背面の操作ボタンはセパレートになった

 「DSC-P8」の主な仕様は以下の通り。

製品名DSC-P8
撮像素子(有効画素)1/2.7型CCD(320万画素)
ズーム光学3倍/スマートズーム9.6倍
レンズ6〜18ミリ(35ミリカメラ換算で39〜117ミリ)、F2.8〜5.2
画像サイズ(静止画)2048×1536、2048×1360、1632×1224、1280×960、640×480ピクセル
画像サイズ(動画)640×480、160×112、160×120、120×108ピクセル
画像形式静止画:JPEG、GIF / 動画:MPEG-1
液晶ディスプレイ1.5型TFT液晶
記録メディアメモリースティック(16Mバイトタイプ付属)
電源インフォリチウムCタイプ(NP-FC11)
サイズ108(幅)×51.5(高さ)×35.1(奥行き)ミリ
重さ172グラム(バッテリー別)
価格オープン(実売想定価格5万円前後)
発売日3月21日

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▼ ニュースリリース

[後藤祥子, ITmedia]

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