GPSとBREWを組み合わせた緊急医療サービス「インターカルテER」au携帯電話のアプリケーションプラットフォーム「BREW」が、緊急医療サービスに導入される。BREWアプリケーションを使って、緊急医療現場から位置情報を送信すると共に専門医からアドバイスを受けられるというもの
緊急医療情報の提供を行っているインターカルテは、KDDIのGPSケータイとBREWアプリケーションを利用した緊急医療サービス「インターカルテER」を4月中旬から開始する。 BREW対応のGPS携帯電話「A5304T」を使って、不慮の事態に24時間対応のコールセンターで対応。会員は、端末の「SOSボタン」を押すだけで、現在位置をコールセンターに伝えると共に、専門の医師に症状を伝えることができる。 この「ボタンを1つ押せば現在位置がコールセンターに送られ、合わせて電話もできる」という機能を実現したのがBREWアプリケーションだ。KDDIの「A5304T」に初めて搭載されたアプリケーションプラットフォームで、「ネイティブアプリケーションのような省電力と高速性を実現する」とKDDIは説明している。携帯向けJavaに対し、非常にシンプルな操作で扱えるところなどを評価した。
インターカルテ社長の石井光博士は、包括医療の開始やサラリーマンの医療費3割負担などが医療機関の経営を圧迫し医療の質の低下が起こるのではないかと懸念している。そのことから「緊急に整備すべき医療は夜間救急だろう」という考えからインターカルテERを開始させた。 前記のコールセンターは「公的保険では不可能」だと石井氏。そのほか、数百万円かかるというヘリコプターを使った広域搬送や医療判断のセカンドオピニオンも、インターカルテERの一環として提供する。 インターカルテERのサービス料金は、最も安いもので入会金無料、年会費2万円。コールセンターの利用や広域搬送など各サービスは個別料金となる。またAIUがインターカルテERに対応した「ライフセキュリティ保険」も用意する。
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