Mobile:NEWS 2003年4月16日 07:05 PM 更新

携帯サイトで即、無線LANアクセス〜日本テレコム

その場で携帯サイトにアクセスすれば、公衆無線LANのIDとパスワードが取得できるようになる。日本テレコムとJR東日本が、J-フォン公式サイトを使った試験サービスを提供する

 公衆無線LANのIDとパスワードを、携帯電話を使って発行──。

 日本テレコムと東日本旅客鉄道(JR東日本)は、現在試験サービス中の「無線による、駅でのインターネット接続実験」に向け、「1DAY-ID/パスワード」発行サービスを提供する。実施は5月中旬から12月19日まで。

 ユーザーはJ-スカイの公式サイト「駅で無線LAN体験」にアクセスすれば、その場でESS-IDやWEPキー、ID、パスワードが発行される。有効期限は1日で、料金は無料。対応する携帯電話はJ-フォンのJ-スカイ対応端末となる。


J-スカイのサイトにアクセスすれば、IDやパスワードが取得できる。その日に取得したIDは、終電が終わるまでの間利用できるという

パスワード発行に携帯電話。利便性上げ、ユーザー層拡大目指す

 この公衆無線LAN試験サービスは、両社が東京・上野などJR駅構内などで提供しているもので、従来は対応するISPのユーザーが対象だった。ところが、「ISPに入っていないが、無線LANを使いたい」という声が多かったため、「ユーザーの裾野が広がるのではないか」(日本テレコムで「無線による、駅でのインターネット接続実験」を担当する茨木敏課長)という思いから、携帯サイトの活用を始める。

 同氏によると、1万6000人を数える同サービスのユーザーは、そのほとんどが20代後半から30代の男性ビジネスマンだ。携帯電話からID・パスワードが取得できれば「若い男性や女性にも使ってもらえるのではないか」と期待する。

 1日単位のサービスとするのは「その都度、使いたいと時に使えるほうが、利用者にやさしい」(茨木氏)ため。

小額決済の手段も確保

 携帯電話を使うことで、少額課金手段にもめどがつく。従来、月額課金が多かった公衆無線LANだが「事業者側の理屈で、月々数千円くださいというのは無理がある」と茨木氏。携帯電話の課金代行システムを利用すれば、1日単位の少額課金も容易に行える。

 現在のところ、試験サービスであり料金は無料だが、iモードやEZwebからもアクセス可能な一般サイトではなく、J-フォンの公式サイトでスタートするのは将来の課金をにらんでのこと。同社によるとiモードやau向けも対応が可能なシステムになっており、「交渉はこれからだが、ドコモやauでも機会があればやりたい」と茨木氏は話す。

 同氏は、「事業化については決まっていない」とするが、無線LANサービス1日の料金として妥当な金額としては、目処とて500円程度を挙げた。



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[斎藤健二, ITmedia]

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