iショット900万突破〜機能普及を数字で見る「カメラ付きならJ-フォン」という人々の印象とは異なり、ドコモのiショットが急激な追い上げを見せている。503i、504iのシェアなどを、ドコモの発表からまとめてみた
「iショット対応端末が、4月5日に900万台を突破」。NTTドコモは「N251iS」(4月17日の記事参照)の発表会で、カメラ付き端末の状況をこう説明した。 “カメラ付きならJ-フォン”というイメージが強かったが、いつの間にかドコモが急速に追い上げている。J-フォンが900万台を突破したのは3月26日。このままのペースで行くと、iショットが写メールを逆転しそうだ。 数量で出遅れたのがau。3月末時点で428万台のカメラ付き端末が稼働している。同社では動画対応を重視しており、既に144万台となっている。
各社、カメラ付き端末のシェア。ドコモとJ-フォンが接戦となっている(ツーカーグループを除く)
ドコモのシリーズ別シェアはどうだろうか。ドコモの携帯総数である4386万8000契約(3月末時点)のうち、iモード端末は既に3790万2000台(4月13日時点)。実に86%までiモード比率が上がっている。 では、iモード端末の内訳はどうか。ドコモが公開している資料によると、iアプリ対応──つまり503i(iS)と504i(iS)は合わせて1721万台に上る。iモード全体の約45%だ。ドコモは先日の発表で、504i(iS)シリーズが800万台を超えていることを明かしている(4月7日の記事参照)。 iアプリ対応端末の、ほぼ半分は504i(iS)。そしてドコモ端末のうち、5台に1つは504i(iS)という計算だ。
3月末−4月頭にかけてのドコモのシリーズ別シェア この中で、カメラ付きの251i(iS)シリーズのシェアはどのくらいだろうか。ドコモはカメラとiアプリを両方備えた504iSの発売直前にiショット端末が250万台を超えたと話しており(2002年11月の記事参照)、少なくとも250万台は251i(iS)シリーズだ。残り600万台のカメラ付き端末のうち、504iSと251i(iS)の比率は不明だが、少なくとも合計で350万台以上は251i(iS)だと見込まれる。
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