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2003年5月15日　07:43 PM 更新

JBlend搭載製品が2000万台突破

1000万台突破からわずか8カ月で、アプリックスの組み込みJavaプラットフォーム「JBlend」の搭載製品が2000万台を超えた

　アプリックスは5月15日、同社製の組み込みJavaプラットフォーム「JBlend」搭載製品が累計2000万台を突破したと発表した。

　同社が1000万台突破をアナウンスしたのは2002年の8月（2002年8月の記事参照）。それからわずか8カ月で、採用数は倍増。採用数も11社25機種から43機種に増加した。

　JBlendは、KDDIとJ-フォンがJavaプラットフォームとして標準採用しているほか、NTTドコモ向け端末でも一連のソニー・エリクソン製端末とシャープ製のFOMAに搭載されている。

　海外でも、三洋電機が米Sprint向けに提供する「SCP-4900」に搭載されたほか、Vodafone向けのシャープ「GX10」、さらにアジア、東ヨーロッパで発売された端末にも採用されている。同社コミュニケーション室室長の山下泰取締役は「まだ海外は大した数ではないが、スタートした」と話す。

　また、携帯電話以外にも三洋電機製のデジタルテレビでもJBlendが動作している。BMLブラウザがJava上で動作しており、通信方式が変更になっても移植が容易にできるのが特徴だ。「当初BS対応機に搭載されていたが、CSが出たときも製品出荷はトップクラスの早さだった。Javaなのでベースは変わらない」（山下氏）。

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[斎藤健二, ITmedia]

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