ドコモ505i一般公開、新型FOMAカードも505iシリーズ6機種と、各種FOMAの実機展示により、ビジネスシヨウのドコモブースは大人気。40台近く実機が用意されているにもかかわらず、505iの前には順番待ちの列ができている
東京・ビッグサイトで開催されている「ビジネスシヨウ 2003 TOKYO」のドコモブースは、505iとFOMAでたいへんなにぎわいだ。 プレス向けの公開から1カ月余り(特集参照)。505iシリーズ6機種が、初めて一般向けに展示されている。4月8日の発表時は突然ハングアップするなど未完成だった端末も、今回は全機種ともしっかり動いている。
初めて見る505iに群がるヒト、ヒト、ヒト……。SO505iやP505i、N505iに触るのは順番待ちだ FOMAは、PDCとのデュアル端末「N2701」の実機を展示している(3月14日の記事参照)。PDCとFOMA2台を切り替えて使うデュアルネットワークサービスとほぼ同等のもので(7月4日の記事参照)、「2台を1台にまとめたもの」(説明員)。FOMAサービスを基本にしており、PDCモード時にはメールの自動受信はできずWebで確認することになる。同様に、FOMAモードでないとiモードのマイメニュー登録もできない。投入時期は6月以降になる見通しだという。
N2701。FOMAユーザーの約半分がデュアルネットワークサービスを利用しているという。そうしたユーザーにとっては、2台を1台にまとめられる端末だ。ただしFOMAのエリアが順調に広がっているだけに、後継機は不要と見なされる可能性が高い FOMAのデータカードにも、新型が参考出展されている。PCカード型のデータ通信端末「P2401」をベースに、テレビ電話機能を付け加えたもので、PCに接続してFOMAとテレビ電話が行える。回線交換を使った64Kデジタル通信に3G-324Mの機能を加えたもので、PC上でVライブの再生も可能になるという。型名は不明で、販売するかどうかも未定だ。
ブース脇に設けられたシアターでは、FOMAを使った未来社会のイメージを紹介。出口では、本田技研のロボット「ASIMO」のカメラが捉えた映像をFOMA端末で見られるデモも行っていた。
日に数回、ASIMOが来場者の列を先導してくれる。機嫌のいいときには踊り出すこともあるとか。右は、FOMAの非接触ICカードを使った電子チケットの利用イメージ。iモードを使ってチケットを端末にダウンロードし、バッテリー部分に埋め込まれた非接触ICチップを使ってゲートと通信して認証を行うという。技術的な取り組みはまだこれからだ
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