Mobile:NEWS 2003年8月6日 02:12 AM 更新

「A5306ST」の、ちょっと変わった機能を試す

小ぶりで丸みを帯びたデザインの「A5306ST」は女性を意識した端末。UVチェッカーやフォトスタンドなど、ユニークな機能が搭載されている。

 三洋マルチメディア鳥取製の端末には、いつも驚かされる。ちょっと変わった付加機能が搭載されているのだ。例えば「A1014ST」に搭載された、癒し効果を演出するという「オーロラドリーミネス」なる機能(2002年10月15日の記事参照)。ともすれば忘れられがちな機能ではあったが、目の付けどころはユニークだ。

 そしてこの夏登場した「A5306ST」(5月14日の記事参照)にも、その流れは生きていた。UVチェッカー付きアンテナ、サブ液晶を写真立てがわりにできる「フォトスタンド」──。もちろんオーロラドリーミネスも健在で「#」キーを長押しすれば設定できるようになるなど使いやすくなっていた。

 こうしたA5306ST独特の「ちょっと変わった付加機能」は、どのぐらい使えるものなのだろう。


「A5306ST」はデジタルカメラスタイルで撮影できるのも特徴


カメラ周りの機能を全て背面裏側にレイアウトして、背面表には1.3インチの大きなサブ液晶を持ってきた。充電器に端末を置くと、さまざまな色にフォトライトが光り、着メロメドレーが流れるオーロラドリーミネス機能も搭載されている。着うたを設定できないのが残念

アンテナを伸ばして10秒待つ〜UVチェッカーアンテナ

 面白そうなのはUVチェッカーアンテナ。アンテナ先端のプラスチック部の根元に、紫外線を感知して色が変わる素材が含まれ、色の濃さで紫外線の強さをチェックできる仕組みだ。

 曇りの日でも夏にはかなりの紫外線が出ているといい、油断できない。さっそくA5306STを握りしめて会社へと向かった。

 かばんの中では紫外線をキャッチしそうもないので、A5306STを手に持ったまま太陽光にさらして歩くこと10分。紫外線日和の晴天下にもかかわらず、アンテナの色は一向に変わらない。なぜかアンテナが白いまま、会社に到着してしまった。

 取扱説明書を見てみると、使い方がまったく違っていたことが判明。色が変わるのはアンテナの根元の部分で、アンテナを伸ばさない状態では隠れているのだ。

 正しい使い方は、「アンテナを伸ばす」-「10秒ほど色の変化を見る」というものだ。アンテナを伸ばしてから濃い紫への変化が速ければ「紫外線が強い」、色がそれほど変化せず薄い紫なら「それほどでもない」ということになる。


左が紫外線を浴びていない状態のアンテナ。根元の白い部分はアンテナをしまった状態では中に隠れてしまう。右は曇天下で紫外線をチェックしたもの。うっすら紫色に変わっている

 ちなみに長時間アンテナを伸ばしっぱなしにしていると、それほど紫外線が強くない場所でも次第に濃い紫に変化していくため、正しい目安にならないそうだ。

 取扱説明書には色が元に戻るまでに1時間以上かかる場合があると書かれているが、試してみると屋内に入って3分ほどで元の色に戻った。「UVアンテナは経年劣化する」とあるので、劣化の過程で戻るのが遅くなるのかもしれない。

充電中の端末をフォトスタンドに

 A5306STの「フォトスタンド」機能は、1.3インチの大きな背面液晶をカメラのファインダーとしてだけでなく写真立てにも使ってしまおうというもの。撮った写真の生かし方としては面白いアプローチだ。

 メニューから「画面表示」-「サブディスプレイ」-「サブフォトスタンド」を呼び出して「ON」に設定。再生したい画像が入ったフォルダを指定すれば、充電中の端末のサブディスプレイに写真が次々と表示される。

 端末内にはあらかじめ「フォトスタンド」というフォルダが用意されていて、この中に表示させたい画像を入れて再生用フォルダに指定すれば好きな画像だけを表示させられる。表示させる静止画はサイズを問わず、VGAと待ち受け画面サイズのものが混ざっていても問題ない。またフォトスタンドフォルダだけでなく、「Myフォト全データ」フォルダや日付別の静止画フォルダも指定できる。


「フォトスタンド」をオンにすると、フォルダ選択画面になる。デフォルトで用意されるフォトスタンドフォルダにお気に入りの写真を入れておけば、好きな写真が次々表示される写真立てになる。フォトスタンドフォルダへの写真の移動は、サムネイル表示から右ソフトキーを押し、移動を選べば選択移動や1件移動が行える。Myフォト全データを選べば、撮った写真全てを表示させることも

 充電器もフォトスタンドとして使うことを意識した縦置きタイプで、机の上などに置いてもそれほど場所をとらない。撮った写真をすぐ生かせる点でなかなかうまいアイデアだ。


写真の表示はほぼ1分ぐらいの感覚で切り替わる。切り替え時間や表示の順番を設定する機能は特に備えていない。フォトスタンド利用時に、時計表示を大きくしたままだと写真に時計がかぶってしまうので、小さい表示に変えたほうがきれいだ



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[後藤祥子, ITmedia]

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