Mobile:NEWS 2003年9月11日 05:43 PM 更新

「A1401K」、こだわりのムービー機能を試す(2/2)


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 編集機能も凝っている。動画の結合が可能で、結合後もS/Mサイズなら15秒以内に収めればEメール送信できる。結合時に15秒を超える場合には警告が表示され、オリジナルを保存しておくことも可能だ。「結合したらEメールで送れなくなった」というトラブルは未然に防げるようになっている。

 Sロングで撮影した場合に便利なのが「ベストシーンセレクト」と「カット」。前者は動画から必要な部分を抽出し、後者は余計な部分を削除できる機能だ。操作は再生しながら始点、終点を指定する方法で直感的に行える。「カット」は繰り返し処理を行うことで複数の不要部分の削除が可能だ。


オリジナルからコピーを作成して編集するか、オリジナルを直接編集するかを選べる。Sロングだけで利用できるのが「ベストシーンセレクト」と「カット」。再生して画面を確かめながら始点や終点を設定すればいい

 Sロングで撮影して、「ベストシーンセレクト」と結合機能を併用すれば、「複数の動画から必要なシーンをまとめて1つの動画に編集し、Eメール送信」といったこともできる。編集の際の操作が直感的に行えるので、それほど煩わしい思いをせずに撮ったムービーを編集できるだろう。再生時にコマ送り/戻し、早送り/早戻し再生ができる点もユニークだ。

 標準の保存先となる「Myムービーフォルダ」は撮影日ごとに一覧でき、サムネイル表示にも対応する。ファイル名とサムネイルの一覧は、設定した状態を保持してくれる点もポイント。またサムネイル表示には対応しないが、10個用意されるユーザーフォルダへの移動も行える。


Myムービーフォルダでは自動的に撮影日ごとにフォルダ分けされて表示される。サムネイル表示は4件ずつで、撮影日+時間のファイル名(任意に変更も可能)による一覧表示にもできる。サムネイル表示はちょっともたつくので、利用シーンに合わせて使い分けたほうがいい


ユーザーフォルダは最大10個。動画/静止画/着信音などさまざまな種類のデータを保存できるためか、残念ながらサムネイル表示はできない。フォルダ間のデータ移動は複数選択も可能で、サムネイル表示からでも選べる


動画再生時は上下キーで音量を調整する。Lサイズの再生時は1キーがフルスクリーン再生、0キーがヘルプ表示だ。左ソフトキーで次のファイルへとワンタッチで移動できるのは以外と便利。早送りやコマ送り再生も可能で、Sロングのみ早戻し、コマ戻し再生もできる



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[坪山博貴, ITmedia]

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