タイトー「バトルギア」がiアプリに TGS携帯ゲームレポート東京ゲームショウ 2003会場では携帯電話向けゲーム新作が出展されている。タイトーは「バトルギア」を含む3タイトルを、SNKは「METAL SLUG」を発表した。
9月26日に開幕した「東京ゲームショウ 2003」(幕張メッセ)会場では、各ゲームメーカーが未発表の携帯電話向けゲームを出展している。タイトーは「バトルギア」を含む3タイトルを、SNKプレイモアは「METAL SLUG」発表した。最新作は各メーカーやキャリアのブースで試遊できる。
タイトーは、J-スカイ用コンバットフライトシミュレーションゲーム「ENERGY AIRFORCE 外伝2:海戦」、J-スカイ用アクションゲーム「SPICA ADVENTURE」、iモード用レーシングゲーム「バトルギア」の3タイトルを発表した。
「ENERGY AIRFORCE 外伝2:海戦」の自機画像(左)と敵艦を撃沈した時の画像。自機を後方から見る視点をデフォルトで採用した。PS2版ではコクピット内からの視点がデフォルトだが「ライトユーザーも多い携帯向けに、自分の状況がわかりやすい、後方から見る視点を採用した」(同社) 「ENERGY AIRFORCE 外伝2:海戦」は、PlayStation 2ゲーム「ENERGY AIRFORCE」をJ-スカイ用に移植した「外伝」シリーズ第2弾。陸上だった前作から舞台を海上に移し、リアルなバトルを楽しめる。 PS2版では、離陸できずにゲームオーバーになることもあるほど離陸が難しかったが、携帯版では起動するとすぐ飛行モードに入る。「じっくり腰を据えてプレイするPS2とは違い、携帯ゲームはちょっとした空き時間にやるもの。気楽に遊べるようにした」(同社)。とはいえ“できるだけリアルに”というPS2版のコンセプトは引き継ぎ、積めるミサイルは2発までなど、実際の戦闘機に近い設定を採用している。 配信開始は10月15日で、料金は1ダウンロード500円。
「SPICA ADVENTURE」は傘を使って飛んだり海を渡ったりできる 「SPICA ADVENTURE」は、ポップな配色で「おもちゃ箱のような世界観」(同社)の横スクロールのアクションゲーム。特徴は、主人公の女の子「ニコ」が持っている傘。攻撃や防御に使えるほか、レベルアップすると傘を使って滑空したり、傘を船代わりに海を渡ったりできる。10月15日配信開始で、1ダウンロード300円。
3Dゲームの「バトルギア」 「バトルギア」は、昨年のゲームショウで参考出展したものの、これまでは1車種、1コースのみのテスト版リリースにとどまっていた。車種やコースを増やし、今年11月頃に有料iアプリとして提供されることが決まった。
iアプリ版「電車でGo!3D」 NTTドコモブース内のタイトーコーナーでは、このほど発表されたiモード版「電車でGo!3D」のデモを見ることができる。リリース済みのJ-スカイ版とほぼ同じ内容だという。 9月25日発表のBREWアプリ版「アルカノイド」は残念ながら試遊機がなかった。内容について担当者を直撃すると「これまでの携帯向け『アルカノイド』は容量が小さかったため、敵の数を減らすなどオリジナルの仕様を削って提供していたが、大容量のBREW版では、よりオリジナルに近い仕様で遊べるようになった」と楽しみなコメント。
PC用ゲームなどで盛り上がるSNKプレイモアブース。ブース内は撮影禁止で「METAL SLUG」の画面はお見せできない SNKプレイモアは、横スクロールアクションゲーム「METAL SLUG」のJ-スカイ版を参考出展。あのNEOGEOで人気だった同タイトルの移植版だ。携帯の画面サイズに合うようキャラクターの等身を縮めるなどしたが、内容はNEOGEO版と変わらないという。配信開始日は未定。 また担当者は「『THE KING OF FIGHTERS』や『サムライスピリッツ』といった人気ゲームも携帯に移植していきたい」とラインアップ拡充に前向きな姿勢だ。
HANABI アルゼは、パチスロ人気台「HANABI」を携帯に移植したアプリを参考出展。iモード、J-スカイ、EZwebに対応する。 テクモは今回発表の新製品はないものの、担当者によると「競馬ゲーム『GALLOP RACER』の続編を出す予定」とのこと。 関連記事ブロック崩しの名作「アルカノイド」がBREWアプリで登場 「携帯で3Dゲーム」の時代は来るか?〜東京ゲームショウ 関連リンク 東京ゲームショウ [岡田有花, ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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