出揃った252iシリーズ、あなたはどれにする?ドコモのスタンダードモデル、「252i」シリーズが出揃った。それぞれに個性的な端末がラインアップされる中、端末選びのポイントをまとめてみた。
「D252i」(9月2日の記事参照)を皮切りに次々と発表されたドコモのスタンダードモデル「252i」シリーズ。ドコモによれば、10月10日から発売された「SH252i」(10月8日の記事参照)、10月14日に発表された「N252i」「P252i」(10月14日、10月14日)で、すべてのラインアップが出揃ったという。 ボディカラー、機能、サイズ、デザイン──それぞれに個性的な4モデルについて、端末選びのポイントをまとめてみた。
なお、252iシリーズ共通の機能は以下の通りだ。
スタンダードモデルでは、機能の豊富さよりも、手になじむコンパクトさを求めるユーザーも多い。252iシリーズでは、P252iを除いた3モデルが22ミリという薄さで、重さも100グラムを切っている。
うち、SH252iとN252iは、外部メモリカードには未対応。メモリースティックDuoスロットを搭載しながら、薄さ・軽さにも妥協がないD252iのがんばりが目立つところだ。
メイン液晶で一歩抜きん出た感があるのは、唯一QVGA表示に対応し、大きさも2.2インチとシリーズ最大クラスのSH252i。文字やメニューが高精細で表示され、カレンダーやスケジュール、画像加工画面などの内蔵機能の表示も高い解像度が生かされている。 解像度は高くないものの、ユニークな機能を搭載しているのがD252iとN252i。受信したメールを画面の上半分に表示させながら返事を書けるようになっているのだ。いずれもハイエンド端末に搭載されていたものが、252iにも載ってきたかっこうだ。
大きさ、色数、解像度ともに背面液晶でトップなのはP252i。その大きさは、端末を閉じたまま新着メールを確認したり、全文を読めるところに生かされている。
これまでのドコモ端末ではお目にかかれなかった、大胆な色使いで目を引くのは、P252iとN252i。とくにP252iのシャイニングライムは、蛍光がかった緑とホワイトのツートンカラーで新鮮さや若々しさを表現しており、個性が際立つ(10月14日の記事参照)。 N252iは、パールを強めに入れたかわいらしい黄色「ハニーレモン」で“ほかとは一味違う”イメージを主張(10月14日の記事参照)。「くまのプーさん」のキャラクターが内蔵されていることもあり、女性の人気を呼びそうだ。 SH252iは、ブラックとシルバー、ブルーという3色で、色としてはおとなしい雰囲気。スケジュール機能(10月8日の記事参照)が際立っていることもあり、NやPより上の年齢層を狙っている模様だ。
いずれも記録画素数で31万画素と、スタンダード端末ながら高機能化が図られた252iシリーズ。高機能さでトップに立つのは、マクロ機能を搭載し、QRコード読み取りにも対応したSH252iだ。 マクロ機能には対応していないが、文字をくっきり写す撮影モードが搭載されているのがD252i。ほかにも「日焼け」「夜景」「美白」など全8種のモードを用意しており、力が入っている。 4モデルともVGAサイズでの撮影が可能だが、どのサイズで撮っても送信時にiショットサイズに自動変換してくれる機能を備えた端末が二つある。D252iとSH252iだ。撮影時にサイズを気にする必要がなく、送信の際に煩わしい変換をしなくていいのは大きなアドバンテージになるだろう。 なおN252iは、iショットサイズへの手動切り出しが、P252iは手動の切り出しと縮小が可能だ。
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