CDMA 1x WIN対応のPCカード型端末〜「W01K」下り2.4Mbpsのデータ通信をPCで──。CDMA 1x WIN対応の京セラ製PCカード型端末は、受信感度の劣化を防ぐダイバーシティアンテナが付属する。
京セラ製の「W01K」は、CDMA 1x WIN(10月22日の記事参照)によるデータ通信をPCで行うためのPCカード型端末。CDMA 2000 1XやcdmaOneの通信方式にも対応し、各サービスのエリアに入るとその中の最上位のサービスが選択される仕組みだ。
サイズは120×54×13ミリ、重さ約55グラム。本体に装備される可動式アンテナに加え、外付けのダイバーシティアンテナを使えるのが特徴。 料金プランとしては、1パケットあたり0.1円、基本使用料1500円のデータシングル契約が用意され、必要に応じてパケット通信料割引プランを併用することになる。なおカードを使ったデータ通信利用では、1x WINの定額料金は利用できない。
1x WINの提供と同時に対応するISPはDION(月額900円)。その他のISPも順次対応予定だという。
外部アンテナは、電波の弱い場所でデータ通信を行う際に使うもので、PCから出る輻射ノイズによる受信感度の劣化を防ぎ、安定したデータ通信を可能にするという。 PC側の対応OSは、Windows 98SE/Me/2000/XPで、Macintoshへの対応予定はない。また、今回発表されたCDMA 1X WINの音声端末2モデルとPCを接続する専用ケーブルのリリース予定はなく、W01KがPCとのデータ通信用途で唯一CDMA 1X WINを使える手段になる。 auは今後のCDMA 1X WIN対応音声端末については、PCとの接続ケーブルを用意することも検討するとしている。
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