Qualcomm、BREW3.0のSDKを公開BREWが3度目のメジャーバージョンアップを果たした。対応端末は2004年夏頃に登場の見通し。
米Qualcommは11月18日、BREW3.0のクライアントソフトとSDKを公開した。同社のWebサイトから無償でダウンロードできる。 BREW3.0では、外部メモリカードとシリアルインタフェース(USBなど)に対応。メモリカード内の音楽ファイルや画像ファイルへアクセスしたり、シリアル経由で接続したキーボードなどを利用できる。 またグループ管理機能が強化され、通信キャリアはビジネスユーザー、企業などを区別してカスタマイズしたアプリケーションを提供できるようになる。さらに、アプリケーション提供者側がプッシュで最新版に更新したり、アプリを削除できる機能も追加する。 BREWシミュレータも新版となり、携帯電話固有のスペックをシミュレータに読み込ませてテストできるようになるほか、BREWに関するメタ情報を記述するMIFファイル、BARファイルの使い勝手が向上した。 なおBREW3.0のSDKとシミュレータは現在日本語化が進められており、間もなく公開される予定。BREW3.0対応端末は、現在のところ発表されていないが2004年の夏頃となる見通し。
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