Mobile:NEWS 2003年11月21日 10:07 PM 更新

「A5403CA」の、200万画素カメラと“小技な改良”(1/2)

カシオの「A5403CA」はAF付き200万画素CCDカメラを備える本格派だ。しかし、改良点はカメラに限らない。QVGA液晶の搭載に伴い、内蔵ソフトウェアもフルアップグレードした。試作機を元に、ポイントを見ていこう。

 AF(オートフォーカス)付き200万画素カメラとUSB接続──。そんな特徴を持つカシオのau向け端末「A5403CA」だが、実はソフトウェア面でも細かな、しかし使い勝手を大幅に向上させる工夫が盛り込まれている。

 発売までしばらくあるが、試作機に触れる機会を得たので、現時点で実現されている魅力的な機能の一端を紹介したい。なお、端末や画面はあくまで開発段階のものであって、実機では変更されている場合がある。


1枚800Kバイト──低圧縮に現れた200万画素の自信

 1/2.7インチ、200万画素CCDカメラで撮影した画像は解像度で1600×1200ピクセル、いわゆるUXGAサイズとなる。画質設定は、ファインとノーマルの2種類。ファインを選んだ場合、保存される画像のファイルサイズは約800Kバイトとなった。

 これはかなりの低圧縮だ。PhotoshopでJPEG保存した場合、全12段階中「画質10 最高画質」の圧縮率にあたり、筆者の200万画素デジカメ、パナソニックの「FZ1」の圧縮率と同等。AF周りを含めた光学系に自信のある設定ということだろう。

 これはA5403CAの豊富なメモリ容量とも無関係ではなさそうだ。au初のカメラ付き「A3012CA」のときから、ほかと一桁違う大容量メモリを内蔵してきたカシオ製端末だが、miniSDカードスロットを搭載した今回も内蔵メモリは12.8Mバイトと他機種の数倍。VGAサイズ以上は、miniSDが差してあるときはminiSDに、なければ本体に自動的に保存する仕様になっており、内蔵メモリだけでも高画質な写真が複数撮影できる。
※ 初出で内蔵メモリ容量が16Mバイトとなっておりました。正しくは12.8Mバイトです。お詫びし訂正させていただきます


(左)通常の撮影モードだけでなく、さまざまな撮影法を用意しているのも特徴。連写はQVGAサイズの画像を9連写できる。5パターン用意された「ベストショット」はカシオ製デジカメでお馴染みの機能。撮影シーンに合わせて露出や彩度などが最適化される。例えば「風景」の場合、輪郭が強調され彩度が高めになる(中)複雑化する携帯操作の助けとして、大きく評価したいのが画面に半透明にオーバーラップするガイド。[0]ボタンを押すと表示され、ガイドを出したまま撮影することも可能だ。(右)撮影ライトには「オート」発光も用意された

 撮影画質のチューニングは、まだまだこれからのためサンプル写真の掲載などは控えたいが、オートフォーカス(AF)機能については触れておきたい。

 AFは内蔵されたステッピングモーターによってレンズの一部を動かし、被写体のコントラストによって最適なピントを探るコントラスト検出方式。一般的なデジカメに搭載されているAFだ。

 通常はシャッターボタンを押すと、AFが作動してコンマ数秒でピントを探りシャッターが切れる。つまり、シャッターレスポンスは少々悪い。

 ただし、シャッターボタンの半押しであらかじめAFを作動させておく機能がカメラに付いているように、A5403CAでも「EZ」ボタンを押すことで撮影前にピントを合わせておくことが可能になっている。この「AFロック」機能を使えば、シャッターを押した瞬間を撮影できるほか、画面の中央にない物体にピントを合わせて撮ることもできる。また「メール」ボタンを押すと、これまでのカメラ付き携帯と同じくパンフォーカスモードに移行し、AF動作なしで撮影できる。

 側面の「シャッター」ボタンでも撮影が可能。VGAサイズ以上で撮影した場合、横位置で保存されるため、通常は横向きに端末を持って側面ボタンで撮影することになるだろう。

 同じく側面の「マナー」ボタンを押すと、マクロモードに切り替わる。従来、マクロ切り替えは手動のスライドスイッチが使われることが多かったが、AF採用により電気的な切り替えが可能になった。マクロモードでもAFは動作するため、近距離でもピントのはっきりした写真が撮影できる。


[斎藤健二, ITmedia]

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