ケータイカメラ画質研究ラボ
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こちらは白熱灯下。一枚目のほうはホワイトバランスをオートで、二枚目のほうはホワイトバランスを「屋内」に合わせて撮ってある。屋内にしたほうが色は正確に出ている。けっこう暗かったので倍以上に増感され、ノイズが浮いているがそれは仕方がなかろう。
強い光を直接当てて明るくして撮るとこうなる。
ノイズもなく滑らかな写りだ。ある程度光量があると、写りはなかなかいい。なお手前の被写体がややぼけているのは、距離が近かったためだ。どうしても撮影範囲には限界がある。
続いてマクロモードを試す。一番近いところがレンズ前10センチくらいの距離で撮影している。これを見ると15センチくらいにピントの山がきていてピシッと合っているようだ。
カメラ付きケータイのマクロ機能は機種によってピントの合う距離が大きく違うので注意したい。A5404Sのマクロ機能のお薦めは15センチくらいということだ。
次はもっと暗いろうそく灯下での撮影だ。
通常モードはシャッタースピード1/6秒でISO1600に増感されている。夜景モードにするとISO1250で1/4秒。その分ノイズの出方に違いが出る。ちなみに晴天下ではISO160だったのでそれが基本感度と考えていいだろう。A5404SはEXIF情報としてシャッタースピードとISO感度を記述してくれているのでこういうときに便利だ。
続いて撮影補助用ライトを照らして撮ってみた。
通常モード+フォトライトで撮影した場合は、ISO1600に増感したままだがシャッタースピードは1/9秒。手前が明るくなっていてそれなりに効果はあるのが分かる。
なお、カメラモードの起動時間は約2秒。最高画質で撮影して保存ボタンが出るまで約3秒、保存を決定して完了するまでは(メモリースティックDuoの場合)約6秒かかる。もうちょっと早いといいかもしれないとも思うが、撮影時のストレスはさほど感じない。
カメラとしての性能もまあまあのレベルに達している。もう少し鮮やかに撮れてもいいような気もするが、あまり高いレベルを望まない限りは十分な性能といっていいだろう。
ただし撮影距離には注意が必要。数10センチという微妙な距離の時にはちょっと距離を変えてもう1枚撮っておくなどの気配りも必要だ。
[荻窪圭, ITmedia]
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