「SO505iS」ディスクジョグの真実(2/2)
どうしてもディスクジョグに違和感があるなら、ディスクの右端か左端をセンタージョグのように回してもいい。 指を円形に回すのではなく、ディスクジョグの右端だけに触れて回転させれば、ちょうどセンタージョグと同様の操作になる。ジョグ自体を押し込めない以外は、感覚は同様だ。 さらに、ディスクジョグの“左端”を回転させたいユーザーのための設定も用意されている。ディスクの左端を下方向に回すと、右端を下方向に回すのとは逆回転になるわけだが、これを逆転して入力できるようになっているのだ。
ジョグの回転設定。POBoxの単語選択など、右回りがいいか、左回りがいいか選べるようになっている
ジョグダイヤルの変更に伴って、メインメニューも変更された。「メニューも直感的に操作できる形に」(倉持氏)という意図からだ。 円形に並んだメニューの文字が、ジョグの回転に合わせて回るというもの。ソニー製カーナビのメニューのイメージに近い。「第1階層を選んでいるときに、第2階層も見える」(倉持氏)作りになっており、自分がメニューの中のどこにいるかが把握できるようになっている。 流行の9画面分割ではないが、ダウンロードによるメニューアイコンの変更も可能だ。
左は第1階層のメニュー表示。第2階層のメニューが小さめの文字で表示されている。中央は第2階層のメニューに入ったところ。右は、メニューアイコンを変更してみた
ディスクジョグのほか、メニュー周りのデザインも大幅に変更された。やはり目に付くのは、SO505iで縦横拡大で無理に表示していた文字表示などがQVGAに対応し、「SO505iSでは、全画面が高精細表示」(佐藤氏)になったことだ。 さらに、SO505iSではMPEG-4(モバイルムービー)とATRAC(ミュージックプレーヤー)の処理にDSPを使っている。 ハードウェア部分もユーザーインタフェースの部分も、両方が変更されたわけで、ソフト開発の苦労は想像に難くない。それでいて、ジョグ操作に画面はしっかりと追従しており、ソニー・エリクソン製端末独特のレスポンスの良さはそのままだ。
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