Mobile:NEWS 2003年12月24日 06:39 PM 更新

ドコモ、組み込み用途のDoPaパケット通信モジュールを開発

NTTドコモは、ハンディターミナルや情報家電などの機器への組み込み用途向けに「DoPaユビキタスモジュール」を開発する。メーカーの生産段階から機器に組み込むことが可能になる。

 NTTドコモは、同社のパケット通信サービスDoPa(用語参照)に対応した組み込み用途向け通信モジュール 「DoPaユビキタスモジュール」を開発する。通信速度は、上り、下りとも最大9600bpsのシングルリンクで、サイズは37×35.7×5ミリ、重さ約13グラム。

 従来ドコモが販売していたパケット通信端末が、既存の機器に通信機能を後付する形であったのに対し、DoPaユビキタスモジュールは、メーカーが生産段階から機器を組み込めるのが特徴。

 用途としては、車両の位置情報登録や自動販売機の検量、ガスメーターの遠隔検針などのほか、情報家電端末などを想定しているという。


モジュールの外観イメージと組み込み例


DoPaユビキタスモジュールの想定用途

 おもなスペックは以下の通り。

名称DoPaユビキタスモジュール
対応サービスDoPaシングルサービス
データ通信速度上下最大9600bps
インタフェースシリアル(57芯フレキコネクタ)
電源部3.3から4.2ボルト(推奨 3.7ボルト)
サイズ37×約35.7×約5ミリ
重さ約13グラム

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