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声で住所を入力~エディアの「とほナビ」で可能に
ナビソフトを使う上で面倒なのが、住所の文字入力。エディアがEZwebで提供中の歩行者向け通信ナビサービス「とほナビ」は、KDDIが開発した音声認識システム「ボイスエージェント」を採用、音声による住所の入力に対応した。
KDDIは、同社が開発した音声認識システム「ボイスエージェント」(2002年10月の記事参照)が、エディアの歩行者向け通信ナビサービス「とほナビ」に採用されたと発表した。これにより、EZwebで提供中のとほナビでは、音声による住所の入力が可能になる。
携帯電話の画面上に地図を表示させる際には、文字を直接入力したり、テンキーを使って県名から選んでいく方法がほとんど。音声に対応している場合でも、例えば「東京都」「千代田区」「飯田橋」のように、単語を何回かに区切って認識を行う方法が一般的だった。
「ボイスエージェント」は、「東京都千代田区飯田橋」のように住所を連続して音声入力できるのが特徴で、キー入力の手間を軽減できる。また携帯電話を利用する環境を考えてKDDI研究所が開発した音声認識エンジンを使っており、雑踏の中でも認識性能が高いという。
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ボイスエージェントは、入力された音声の認識からデータに変換するまでの処理をパッケージ化して提供するプラットフォーム。KDDIは、住所入力のほかにも検索サイトのキーワード入力などに応用できるとしている。
「とほナビ」へのアクセスは、「EZトップメニュー」-「生活情報を調べる」-「地図・タウンガイド 」-「地図」-「とほナビ」またはインターネットナンバーの51027から。
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