折りたたみ傘+充電台+N900iで“勇者気分”:Mobile Weekly Top10
「N900i」のナンパ芸記事がTop10入り。これに気を良くして、別のユニークな使い方もご紹介しよう。今回は実用編とオモシロ編の二本立てだ。
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1位 | 今度は真っ白な“ANNIN”~INFOBARに新色、4月上旬発売 | ||
2位 | FFプリインストールの「P900i」、2月29日発売 | ||
3位 | ドコモ定額制「誰かが走った以上、黙ってはいられない」~立川社長 | ||
4位 | 「P900i」発売 3万円前後 | ||
5位 | Bluetoothと電子辞書を搭載~メガピクセルカメラの「A5504T」 | ||
6位 | 指にケガ ボーダフォン「V301T」販売停止 | ||
7位 | 「N900i」の悩ましさ | ||
8位 | 「N900i」のナンパ芸 | ||
9位 | メガピクセルWIN端末「W21H」の真実 | ||
10位 | 刀の銀、黒髪の黒、艶やかな着物のオレンジ~デザイナーが語る「N900i」 |
先週のTop10でご紹介した「『N900i』のナンパ芸」が、なんと8位に食い込んでしまった。取材先でも「試しましたよ(にやり)」という反応があり、この技を発見した人(実は意外な人)には頭が上がらない今日この頃だ。
実はN900iには、まだヒミツがある。今週はそれをご紹介しよう。テーマは「さて困った! こんなときにあってよかったN900i」だ。
他のPCにすぐデータを渡したい……、こんなときにN900i
出先や会社などでよくあるのが、自分のPC内のデータを他人に渡したい……といったニーズ。ネットにつながっていればメール添付して送ればすむが、そうした環境下になく、USBメモリも持っていなかった場合、困ったことになる。
ここで使えるのがN900i。別売りのFOMA USBケーブルで端末とPCを接続すると、miniSDカードがPCの外部メモリのように認識される。つまり、端末内のminiSDを簡易的な外付けハードディスクのように使えるというわけだ。ここにExcelやWordの文書を入れ、渡したい相手のPCにつなげば、データを渡すことができる。
「(記録画素数)200万画素カメラが搭載されたので、PCとの連携をやりやすくして画像データを有効に使ってもらおうというのがそもそもの発想。でも、外部メモリとしても、いざという時便利に使えるんです」(NECモバイルターミナル営業本部の小野雅嗣主任)
人垣で写真が撮れない……こんなときにN900i
前出の小野氏が、「営業トークで使っているけど、全然ウケない……」という機能がN900iにはある。これが編集部で大ウケだったので、読者のみなさんにもご紹介しよう。
N900iの充電台の裏にはねじ穴が付いている。「カメラの機能が向上したので、三脚を取り付けても使えるようにしよう」(小野氏)という考えから付けられたものだ。
このねじ穴が実は、折りたたみ傘の先の部分を外すと出てくるねじと同じ大きさなのだ。「折りたたみ傘の先にこの充電台を取り付けて、高いところから写真を撮ることができるんです」。
例えば、街中でなにやら人垣が出来ていたとしよう。「何かやってる」というのは分かっても、何をやってるのかが見えない、なんてことはよくある。ここで傘と充電台があれば、人垣の上から写真やムービーを撮れるというわけだ。こんなときには、N900iの新機能「チャンスキャプチャ」(3月4日の記事参照)も大いに役に立ちそうだ。
さっそく編集部でも試してみることに。トライしたのは、人気沸騰中のIT戦士、岡田記者だ。
傘に充電台を取り付け、N900iをセット。カメラをセルフタイマーにして、翻訳担当のH記者を激写した。
そしてでき上がったのが、こんな写真だ。
「ベッカム来日の時に、この機能があったら喜ぶ人も多かったでしょうね」とH記者は感想をもらすが、果たして“あのポーズで写真を撮れる”勇気のある人が、どれだけいるか──が問題。ヘタすると、ガードマンに捕まってしまいそうだ。
ともあれ、こんなときにも役立ってしまうのがN900i。普段は撮影することのない高いところからの写真や、手の届かない隙間などの写真を撮って楽しむこともできそうだ。
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NEC製の「N900i」は、“どれだけ多くの、普通のユーザーに使ってもらえるか”を徹底追求した端末。重さはシリーズ中、最軽量の115グラム、幅はN25xiシリーズと同等の48ミリと、持ちやすさにこだわった。機能も、利用頻度の高いものを中心に強化している。
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