速報

FCC、3.6GHz帯開放手続きに着手

米連邦通信委員会(FCC)は3.65G~3.7GHzの無線周波数帯をブロードバンド事業用に開放するための手続きを開始。無線インターネットサービスプロバイダー各社は、過疎地に向けたサービス提供のため、新たな免許不要周波数帯の割り当てを求めていた。

 米連邦通信委員会(FCC)は4月15日、3.65G~3.7GHzの無線周波数帯をブロードバンド事業用に開放するための手続きを開始したと発表した。米国内の都市部以外の地域にもブロードバンド接続環境を広めることが主な狙い。

 無線インターネットサービスプロバイダー(WISP)各社は、過疎地の個人ユーザーに向けたブロードバンド接続サービス提供のため、新たな免許不要周波数帯の割り当てをFCCに求めていた。

 3.65G~3.7GHzの帯域は既に開放済みの2.4GHzと5.8GHzの帯域の間に位置し、現在この帯域を使う固定衛星サービス(FSS)の地上局は主に米東・西海岸沿いに取り付けられているため、山岳・農村部を主体とするサービスには、この帯域がふさわしいだろうとしている。

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