ニュース
東芝のau端末から“3つボタン”が消える?
東芝端末といえば、3つのソフトウェアキーが特徴。しかし、発表された最新端末「A5506T」では、ソフトキーが2つになっている。auの東芝端末に何が起こったのか?
東芝製端末の特徴といえば、3つのソフトウェアキー。ディスプレイ下部には3つの操作アイコンが表示され、対応するソフトキーを押せば、それぞれの操作にアクセスできる独特のユーザーインタフェースだった。
ところが5月17日に発表された東芝製端末「A5506T」(5月17日の記事参照)からは、伝統の3つのソフトキーが消えている。東芝端末に何が起こったのだろう。
左が6月上旬に発売予定の「A5506T」。伝統の3つのソフトキーが消えている。右は3つのソフトキー付きのBluetoothケータイ「A5504T」(3月15日の記事参照)
東芝は「事業者のUI統一によるもの」と回答。端末を販売するKDDIは「ユーザビリティ調査に基づいたUI統一の一環」だという。「中央のソフトキーと決定キーの操作が分かりにくく、機種変更したユーザーがとまどってしまう」(KDDI広報)。
advertisement
例えばEZwebのトップメニューには、真ん中のソフトキーに [OK] が割り当てられている。この場合はソフトキー、決定キーのいずれを押しても「OK」として機能する。しかし、画像ビューワ画面で真ん中のソフトキーに割り当てられている画像選択は、決定キーを押しても機能せず、メニュー画面では決定キーを押さないと機能を選べない。
慣れれば使い勝手は良好なのだが、残念ながらau端末としては消えゆく運命になってしまった。今後au端末として3つのソフトキーを備えた東芝端末はリリースされず、「A5504T」が“3つボタン端末”の最後になる。
関連記事
- 二次元コードとEZナビウォークが連携~「A5506T」
auの東芝製端末は、二次元コードと連携させたEZナビウォークがウリ。ケータイカメラで二次元コードを読み取るだけで、行き先登録や地図の表示を簡単に行える。 - 携帯+Bluetoothの可能性~東芝に聞く「A5504T」
「C413S」以来、約3年ぶりに登場するBluetooth搭載携帯「A5504T」。携帯電話とBluetoothの組み合わせで何が可能になるのかを東芝に聞いた。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.