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コンパクトデジカメを上回る?~「A5406CA」:ケータイカメラ画質研究ラボ(3/4 ページ)
携帯で初めて320万画素CCDを搭載したカシオ製「A5406CA」。デジカメレベルの1/1.8インチサイズのCCDを搭載し、画質はコンパクトデジカメに肉薄。機能面ではコンパクトデジカメを上回ろうかというカメラに仕上がった。
上の2つが「A5406CA」、下の2つが「EXILIM S3」
レンズ周辺部の画質低下とオートホワイトバランスの働き以外は、同等スペックのCCDを使っていることもあって遜色ない。これは注目すべきである。カメラの性能としてはAF機能やマクロ撮影機能を持っている分、EXILIM S3より上といっていいかもしれない。
最後にマクロ作例をいくつか並べておこう。
いずれも「A5406CA」。マクロ作例
これだけ見事な写りを見せてくれるのだ。
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実際にはシャドウ部が早めに落ち込むため、色がこってり乗ったコントラストが高い絵になっている。好き嫌いはあるだろうが、シャドウ部の締まりが足りなかったA5403CAに比べるとワンランク上の高画質だ。
次は室内であれこれ
いつもの通り、蛍光灯下での写真から行こう。
左が「A5406CA」、右が200万画素携帯の「A5403CA」
A5403CAとも比べてみた。ディテールの描写力は、画素数を抜きにしてもA5406CAのほうが上。非常にシャープでしっかり描写されている。発色もいい。ちょっと中間調が沈み気味だがその分こってり感がある。
次は白熱灯下。
左が「A5406CA」、右が200万画素携帯の「A5403CA」
こちらも同様の傾向が出ている。ホワイトバランスはどちらもしっかり合っているが、A5406CAのほうがしっかりくっきりと色が載っており、シャープでディテールもしっかり描写されている。個人的にはもうちょっと階調が滑らかな方が好みだが、それは好きずき。
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