mini USB【みにゆーえすびー】
mini USBといえば、携帯にも搭載できる小型化されたUSBインタフェースを指す。最近では、PCなどとの連携のためmini USBを搭載した端末も増えてきた。
mini USB(Universal Serial Bus)とは、文字通りUSB(用語参照)のミニ版のこと。通常のUSBコネクタを実装するスペースのない機器、たとえばPDAや携帯電話、デジタルカメラなどに用いられる。
そもそも本来のUSBには、シリーズA(あるいはTYPE-A)と呼ばれるコネクタとシリーズB(TYPE-B)と呼ばれるコネクタがある。シリーズAはPCなどホスト側に接続する際に用いられる形状で、シリーズBコネクタはUSBデバイスへ接続する場合に用いる形状だ。mini USBというのは、このシリーズBコネクタを小型化したもの。
最近ではDDIポケットのOpera搭載PHS端末「AH-K3001V」がmini USBコネクタを搭載しており(4月22日の記事参照)、PCと接続してのデータ通信や写真などのファイル移動、さらに本体の充電などを行えるようになっている。また、auの「A5505SA」(5月21日の記事参照)や、ボーダフォンから発売される「V401SA」にもmini USBが搭載される(5月10日の記事参照)。
一般にmini USBケーブルというとき、シリーズAコネクタは4ピンのオスで、ミニBコネクタは5ピンのオスとなる。USB 2.0として規格に定められているのはこれだけなのだが、省スペース化を目的としたコネクタという背景から「mini B」という名称を持ちながらも形状の異なるつコネクタが複数存在しており、混乱を招くこともある。
なお、mini AというコネクタはUSB 2.0の規格上で存在しないが、実際にはmini AとシリーズBコネクタを用いた接続ケーブルも商品化もされている。
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