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DDIポケット、年度末開始に向け256Kデータ通信カード展示WIRELESS JAPAN 2004

32Kのチャンネルを8本束ね256Kの速度を達成するデータ通信カードをDDIポケットが参考展示。年末の商用化に向けて開発を進めている。

 DDIポケットは「ワイヤレス ジャパン 2004」の展示ブースで、256Kbpsの通信速度に対応したデータ通信カードを参考出展している。今年度末には商用化を予定している。サービスの価格帯などは未定だが、定額でのサービスになる模様。

 「ビジネスニーズとして500Kbpsくらいの速度が求められている。256Kbpsの端末ならば、データ圧縮をかけることで500K近くの体感速度が出る」(DDIポケット)

 同社は昨年、基地局の改良を行い通信方式を変えて256Kを実現するデータ通信カードを参考出展したが(2003年7月16日の記事参照)、今回は方式を変えた。昨年は1チャンネルあたりの速度を64Kbpsまで増加させ、4チャンネルを束ねて256Kを実現。

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 今回展示したカードでは、従来通り1チャンネルあたり32Kの速度のまま、8チャンネルを束ねて256Kとした。「都市部であればかなりの数の基地局が使える」(DDIポケット)。

 また脇には、家庭用ルータサイズの超小型基地局を参考展示している。屋内などに設置してカバーエリアを広げるのが狙い。

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