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KDDI、ツーカーを完全子会社化
KDDIはツーカーグループ3社を今年12月末を目処に完全子会社化することを決めた。ツーカーグループの処理を巡り、意志決定を迅速化する狙い。
KDDIは7月29日、グループ会社のツーカーグループ3社を12月末を目処に完全子会社化すると発表した。現在54~61%の出資比率を100%に引き上げる。
ツーカーグループの今後の方向性を決めたわけではないが、「100%にしておけば、KDDI単独の判断で迅速に処理ができる」とKDDIの小野寺正社長は子会社化の意図を説明する。
東京、東海、関西のツーカーグループ3社の統合や、auとのブランド統合については、「今からの問題。ツーカーをどう着陸させるか検討を始めている」とした。
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KDDIは、6月21日にDDIポケット事業をCarlyleと京セラからなるコンソーシアムに売却を決めている。
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