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電子書籍の本命は、実は携帯?
KDDIによるとWIN端末で電子書籍のダウンロードが好調。わずか2機種の発売で、PC、PDA、専用機の5割に当たるダウンロード件数を記録した。
紙ではなくディスプレイの上に文章やマンガを表示する電子書籍が盛り上がりつつある。そのプラットフォームとして、PCやPDA、専用機などが挙げられるが、ダークホースだった携帯電話が好調だ(8月27日の記事参照)。
KDDIが8月27日にmobidec 2004の講演で明かしたところによると、電子書籍対応の端末2機種を発売した段階で、PC、PDA、専用機の書籍ダウンロード数の5割に上るダウンロードがあったという。
対応端末数50万台(「W11H」「W11K」の2機種)で、電子書籍ダウンロード数は50万を突破
「電子書籍はけっこういい。(携帯でのダウンロード数は)PC、PDA、専用機のDL数の半分まで来た。WINの中で一番引きがある有料コンテンツだ」(コンテンツ・メディア本部長の高橋誠氏)
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KDDIによると、電子書籍のプラットフォームとして携帯を見た場合、携帯性でPCや専用機に勝り、ユーザー属性でPDAや専用機より優れ、市場規模でPCをも凌ぐ。PCに対しては「本って机に座って読むもの?」、PDAは「ギア好き男性の愛好品」、専用機は「持っているのは関係者だけ?」と手厳しい評価。携帯の小さな画面サイズは「ビューワ+オーサリング+液晶の高精細化で解消した」とした。
また定額制を導入したことで、ダウンロード時の利用障壁が解消され、BREWの導入により閲覧性が格段に向上したとした。
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