高画素カメラをアピールするSamsung:TELECOM ASIA 2004
Samsungブース内は、200万、300万画素カメラ搭載端末のオンパレード。デザイン・スタイル共にバリエーションに富んでおり、T-Flash、RS-MMCなど、さまざまな外部メディアを採用した。
Samusungの注目端末は、光学ズーム付き300万画素カメラ搭載の「SPH-S2300」や1.5GバイトHDDを搭載した「SPH-V5400」だけではない。ブース内はメガピクセルカメラ搭載端末のオンパレード。韓国向けEV-DO端末は200万画素、GSM端末は100万画素カメラ搭載端末が数機種展示されていた。
「SPH-V440」は男性向きのスクエアな形状が特徴。カメラ使用時は液晶を90度回転させる、いわゆる「ムービースタイル」を採用したEV-DO端末だ。カメラは2MピクセルCCDでオートフォーカス機能、フラッシュを備える。基本性能は「SPH-S2300」と同等で、64和音、MP3再生、TVアウト機能など。内蔵メモリは90Mバイトで音楽や撮影した写真、動画などを保存できる。動画はMPEG-4フォーマットで最大4時間録画可能。また外部メディアはRS-MMCスロットを採用。発売中で価格は600ドル程度だという。
「SPH-V4900」も2Mピクセルカメラ、オートフォーカス、フラッシュを搭載したEV-DO端末だが、カメラユニットはCMOS。スライド式で丸みを帯びた卵型のスタイルをしている。外部メモリはT-Flashカード。1~2カ月以内の発売され、600ドル程度の予定。
「SCH-V530」は2MピクセルCCDカメラ、フラッシュ内蔵のEV-DO端末。スタイルはSO505i風の回転式で、背面はデジカメ風のデザインとなっている。外部メモリはRS-MMCを採用。Samsungの2メガ&3メガピクセルカメラ搭載の4機種は、全機種が異なるメディアを採用しているのが興味深い。
GSM端末のほうは既に発表済みの2モデル、「SGH-P730」と「SGH-D710」が展示されていた。CDMAもGSMもSamusungはメガピクセルカメラ搭載、ということを大きくアピールしていた。
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